外国人スタッフ奮闘記!シリーズ③外国人初の支配人!そしてさらなる躍進…!
外国人スタッフの奮闘を紹介するシリーズの3回目。今回は、ドーミーインで外国人初の支配人になったYさん(現在は韓国共立メンテナンスの代表取締役社長)の奮闘記をお伝えします。
先駆者として、キャリアを切り開いてきたYさんは、どのような道をたどってきたのか?支配人になるまでの奮闘ぶりを、ご本人の話を交えながら紹介します。
日本に興味を持ったきっかけ
そもそも、Yさんが日本に興味を持ったきっかけは何だったのでしょうか?Yさんに確認すると、「母がきっかけです」との答えが。
「私が小学生の頃だったと思いますが、母が日本語の勉強を始めたんです。それから、毎年のように家族旅行で日本に行くようになりました」
家族旅行で経験した、日本人の気配りやマナーに感動したYさんは、日本に住んでみたいと思うようになります。そして、日本の大学に留学。約20年前のことです。
「観光学科に進みました。卒業後は、日本で仕事をしながら、韓国との架け橋になりたいと思い、お客様と直接ふれあえるホテル業界を選びました」
日本と韓国の懸け橋になりたいという夢を持ってホテル業界に就職したYさん。ここから、Yさんの躍進が始まります!
これまでのキャリアパス
実はYさん、大学で「観光」を学ぶだけではなく、都内のシティホテルでアルバイトを経験しています。ただ当時は、コンビニで働く外国人さえ珍しかった時代。仕事内容は、裏方業務ばかりでした。でも、ここでめげないのがYさんの凄いところ!裏方業務を頑張りながら、ついにフロントを担当するチャンスをつかみます。
「外国人のフロント担当は、開業以来、私が初めてだったようです」
そう当時を振り返るYさん。Yさんは、当時から先駆者だったのです!ただYさんの前に、日本語の壁が立ちふさがります。Yさんは、日本語の壁をどう克服したのでしょうか?
「テレビ番組を手本に日本語で話したり、チャットを活用したりしました」。多くの外国人が悩む敬語については、「仕事が終わって先輩に教えてもらいました」。夢を実現するため、努力を惜しまないYさん…素晴らしい!
Yさんは、そのシティホテルにそのまま就職。夢の実現にまた一歩近づいたYさん。ただ、次の目標が芽生えます。
「マネジメントを経験したい」
そう決意したYさんは、ビジネスホテルに転職。副支配人としてのキャリアを歩み始めます。
「転職先のビジネスホテルでは、宿泊だけでなく、レストランや設備管理など、様々な業務をやらなければならなかったんです。でも、これがマネジメントの勉強になりました」
様々な業務を経験することで、マネジメント能力を培っていったYさん。その後は、屋久島のリゾートホテルからオファーがあり転職。その後、ついにドーミーインと出会うのです!
そしてドーミーインへ
屋久島のリゾートホテルに転職して3年。子どもの教育のこともあり、東京に帰りたいと考えるようになったYさんは、ドーミーインが韓国に進出するにあたり、スタッフを応募していることを知ります。
「大浴場や朝食といった特徴を持つドーミーインの力になりたい」
そう考えたYさんは、転職に向け即行動。ドーミーインの韓国進出に携わることを前提に採用が決定しました。採用の決め手になったのは、「日本の素晴らしいホスピタリティを韓国に広げたい!」…この思いでした。
Yさんは、約1か月の研修を経て「ドーミーインPREMIUMなんば」の開業準備に携わり、そのまま支配人として働くことに。ドーミーイン初の外国人支配人が誕生した瞬間でした!
当時を振り返りYさんは、「外国人初というより、私にとって初めての支配人という業務。“頑張らなければ”の思いが強かった」。同時に、「韓国進出のために、一緒に行く韓国人スタッフの教育を頑張ろうと思いました」と、常に前を向くYさんです。
先駆者と言われるYさんですが、自分のキャリアを自分で切り開いてきた結果であることが良く分かります。そしてドーミーインには、国籍に関係なく活躍できる環境が整っていることも良く分かるエピソードです。
Yさんは、「私の夢を理解し、仕事に専念させてくれた家族に感謝しています!」と、家族に対する思いを話してくれました。
今回は、ドーミーイン初の支配人になった、先駆者Yさんの躍進のエピソードをお伝えしました。そして、Yさんの躍進はまだまだ終わりません。さらなる躍進が…。次回をお楽しみに!
ドーミーインの仕事にご興味のある方は
採用サイトへどうぞ!