最年少支配人のドーミーインに行ってみた!【後編】~ドーミーイン松山
ドーミーイン松山への「行ってみた」シリーズ後編はイン松山の清掃さんに「迫ってみた」!
すると、最年少支配人・藤井さんとある共通点が…。
さて、それは???
(地元の人にも大人気!エントランス脇の足湯)
去年12月にオープンし、今年4月から支配人代理に昇格した藤井さんを中心に、若いスタッフたちが獅子奮迅しているドーミーイン松山。
その清掃を開業時から任されているのが、太平ビルサービスさん。客室から共用部、大浴場までを担ってもらっている。全国各地のドーミーインはもちろん、幅広い業種業態で実績のある大平ビルサービスさん。他のホテルとの違いを責任者のお二人、中田さんと高井さんに「聞いてみた」!
(中田さん)
(高井さん)
「清掃後のトリプルチェック。清掃したスタッフがまずチェックし、その後、私たち責任者がチェック、さらにドーミーインさんのインスペクションが入るので、合計3回チェックしていることです。他のホテルでは聞いたことがありません」
と言うのは中田さん。高井さんも「ドーミーインさんはキレイにすることに対する意識が違う」と言う。
「他ではチェックシートを確認して終わり、というのがほとんどですが、ドーミーインさんは複数の人たちの目で確認して、少しでも抜けや漏れがないようにしています。その意識はスゴイと思います」
お二人は、そんなインのチェック体制に対応するため、客室の確認時には同行し、その場で対応できることはすぐ対応している。
「各部屋の清掃状況をタブレットで随時確認できるのも、ドーミーインさんだけですね」と言うのは高井さん。「どこが清掃中で、どこが清掃完了か、リアルタイムでわかるので、遅れている場合などには、近くにいる人を応援に行かせることができます」とメリットを感じている。中田さんも「スタッフの動きに無駄がなくなり、時間短縮につながります」と言う。
そんな太平ビルサービスさん。実は、イン松山の藤井支配人代理と、ある共通点があった。
「実は、私、弊社松山支店で『最年少』のリーダーなんです」
中田さんは25歳。他のホテルなどで清掃の経験を重ね、イン松山のオープンに合わせて抜擢されたそうだ。インの稼働状況に合わせてスタッフのシフトを作成し、スタッフ個々のスキルに応じて担当の部屋を割り振る。その的確さが高く評価されている。
とは言え、最年少。「年上の人をまとめるのはたいへん」と胸の内を明かしてくれた。その上でこう続けた。
「年上の人には敬意を持って接しています。学ぶこともたくさんありますから。でも、仕事上譲れないことは譲れませんので、言うべきことはきちんと言うようにしています」
僕は藤井さんが同じようなことを言っていたことを思い出した。中田さんも高井さんも「藤井支配人はとても話しやすい方」と言う。年齢が近いからという理由だけではない気がした。同じような悩みや心掛けがあるからなのかも知れない。
イン松山はオープンしてまだ半年余りだが、お二人には忘れられないエピソードがあると言う。中田さんが話してくれた。
「満室の上に、お子様連れの添い寝セットが必要など、特別な指示事項が多い日でした。団体さんのチェックインが急に1時間前倒しになったと連絡があったんです。清掃が間に合わなくなると思い、フロントの方に相談したら、チェックイン時間の早いフロアと遅いフロアに分けてくれて、何とか乗り切ることができました。あのサポートがなかったらと思うと…」
太平さんとフロントとは、いい関係ができているようだ。お二人に、イン松山をどう思っているのか「聞いてみた」!
中田さんは…
「フロントの方から『ネットで清掃の評価が高いので、これからもよろしくお願いします』と言われました。誇りに思います。弊社の上司もネットをチェックしているようで、褒められました(笑)」
高井さんは…
「私は自分では怖くてネットをチェックできないんですが(苦笑)、評価の高いホテルに一緒に携わることができて、うれしく思います。この前はお部屋に『きれいで快適でした』と書かれたメモを見つけ、感激しました」
太平さんの働きぶり、藤井さんはどう思っているんだろう? さっそく「聞いてみた」!
「契約以外のことでも『こんなことできますか?』と相談しています。逆に『こうしてみたいんですが?』とか『こう対応していただけますか?』と相談されることもあります。お互い気持ちをオープンにして、コミュニケーションできる、いい関係だと思います」
なんだか教科書通りの答えだが、太平さんのお二人と藤井さん、合わせて2時間近くお話しをうかがい、なんとか不満や愚痴を聞き出そうとしたが、まったく出てこなかった…。
「いい話ばかりで、すみません。決してインタビュー用じゃないですよ(笑)」と異口同音。
藤井さんのこのひと言が、すべてを表しているような気がした。それは…
「会社は違っても、同じイン松山のスタッフ。前向きに何でも話し合って、いつまでもいい関係、いい仕事をしていきたい」
ほんと、ドーミーインは、いい話ばかり。次こそは何か見つけてやるぞ…(笑)
(取材・文=庄子明夫)
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