元ロックギタリストの支配人さんに会ってみた!⑰ドーミーイン旭川支配人の小原さん
元ロックギタリスト!29歳でドーミーインの面接試験を受けた小原さん。必死の面接だったようですがその心中とは?全国のドミニスタに会ってみる企画「会ってみたシリーズ」パート社員として入社し、現在ドーミーイン旭川の支配人を務める小原さんに話を聞いてみました!
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ドーミーイン仙台ANNEXの開業スタッフ募集の面接で〝一所懸命プレゼン〟する29歳の男性がいた。
その人は、小原(おばら)さん。現ドーミーイン旭川の支配人だ。
<ドーミーイン旭川 支配人 小原さん>
なぜそんなにも〝一所懸命〟だったのか。それは小原さんの経歴に理由があった。高校を出てから音楽ひと筋。
「ずっと音楽活動をしていました。でもそんなこと、履歴書の職歴にはなりませんよね。だから、自分が音楽活動でやって来たこと、ドーミーインに興味を持ったこと、熱く語りました。採用されなければ田舎に帰ろうと思っていることなども、すべてさらけ出して」
小原さんはロックバンドのギタリストだった。仙台を拠点に、東北じゅうのライブハウスで演奏活動を行っていた。
*写真はイメージです。
「それなりに人気があったんじゃないでしょうか」と笑うが、レコード会社への売り込み、メジャーデビューは、「それほど甘くなかった」と言う。
それでも小原さんにはやってきたことへの自負があった。しかも…。
「バンドもチーム。コミュニケーションは大事です。メンバーが何を考えて、何を求めているのか察して、先回りして動くことも大事なんです」
確かに演奏中も、自分が!自分が!とみんなが前に出てしまうと曲は成り立たない。それぞれが役割を果たし、周りに気を配り、バランスをとることも必要だ。
熱意のプレゼンは伝わった。
「拾ってもらったんですよ(笑)」
小原さんのステージは、その後、ドーミーイン仙台ANNEXのフロントになった。
パートで入って1年後には契約社員に。その後、イン旭川の開業スタッフとして異動と同時に正社員登用。副支配人を経て、支配人になった。
「パート、契約社員、正社員、副支配人、支配人。すべて経験しているので、それぞれの立場の気持ちがわかります。だから〝まさかなれるとは思っていなかった〟支配人をやれているんだと思います。バンドの経験も少しは生きているかも(笑)」
そして、こんな支配人像を描いている。
「ドーミーインは支配人で成り立っているのではなく、人で成り立っています。みんなの立場や気持ちを理解して、人と人とをつなぐことが最も大事な仕事だと思っています」
<ドーミーイン旭川>
そんな小原さんに最近うれしい出来事があった。
「小2の子どもがいるんですが、将来ドーミーインで働きたい、と言ってくれたんです」
ドーミーイン旭川に泊まったこともあるお子さん。施設はもちろん、お父さんやスタッフの働きぶりを見てのひと言だったと思われる。
「うれしくて、くすぐったくて、じゃ大学行かなくちゃね、と言いました(笑)」
人と人、スタッフとスタッフをつなぐことを大事にしている小原さん。十数年後には、お子さんとドーミーインをつなぐことになる。たぶん。
<レストランスタッフのみなさんと。写真左から、吉塚さん、グルンさん、小原支配人、金子さん、川尻さん。>
【Now and …】
「サイトの書き込みを見ると、イン旭川は接客が高く評価されています。スタッフのみんなもそれを糧に、自信を持ってやり続けて欲しいと思っています。ちょっと気を引き締めながら(笑)。私がスタッフに教えることはほとんどありません。ちょっとしたアドバイスくらい。それをこれからも続けていきたい。え?音楽活動ですか? それは老後の楽しみにとっておきます(笑)」
■今回「会ってみた」人…小原(おばら)さん。イン旭川 支配人。仙台ANNEXのパートからスタート。契約社員を経て、イン旭川へ異動時に社員登用。現在に至る。
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