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共立リゾートイメージ
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嫌いなことが好きになる さんに会ってみた!⑱本社業務管理部の石河さん

サッカーが嫌いだったのに社会人になってもコーチ、筋トレが嫌いだったのに資格を取ってパーソナルトレーナー、英語が嫌いだったのにセブ島で英語学校…謎の経歴を持つドーミーイン本社業務管理部の石河さん。ドーミーインとの出会いやドーミーインで働こうと思った経緯を聞いてみました。

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「現場で働く人のために働きたい」石河さんは笑顔でこう言った。


<石河さん 本社業務管理部>

石河さんは2019年2月に中途入社。ドーミーインPREMIUM渋谷神宮前に配属されたが、1年経たずして本社業務管理部に異動となった。

この経歴がそう言わせるのだろう。そんな軽い気持ちで話を聞き始めた。

ところが…。

ドーミーインに入る前の石河さんから、その理由めいたものが浮かび上がってきた。


*写真はイメージです。

石河さんは幼稚園からサッカーを始めた。しかし、病弱だった石河さんのためにとお母さんが連れて行ったのがきっかけ。小学校の高学年になっても続けていたものの。

「サッカーは大嫌いでした。隅っこで一人遊びしていて、突然ピッチに走り込んでいき、勝手にボールを遠くに蹴るような子でした」

見るに見かねたお母さんは、コーチにサッカーを辞めさせたいと話した。

すると。

「〝大輔くんがサッカーに取り組まないのは僕の教え方が悪いから。大輔くんが真剣にサッカーに取り組むまで続けさせてください〟とコーチが言ったんです」

子どもながらも、石河さんの背筋がしゃんとした。

「こんなことを言える人になりたい!」

石河さんは〝嫌いなことを好きにさせることができる人〟に憧れた。サッカーも好きになり、どんどん上達した。しかし、目指したのは、コーチ。首の大怪我もあり、高校時代から中学チームのコーチ見習いに。社会人になってからもコーチを長く続けた。

サッカーが、嫌いなことが好きになった、その1。

その2。筋トレ

専門学校時代、先輩に誘われて某有名ジムに行った。当時は筋トレが大嫌い。筋トレをやっている人も斜めから見ていた。それが…。

「お客様が本気、トレーナーも真剣。聞こえてくるのは、筋肉や骨格、栄養学など高度な会話ばかり。考えが変わりました。それから自分でも筋トレを始め、トレーナーの資格も取りました」

サッカーに続いて、嫌いなことが好きになった。のちにパーソナルトレーナーとしても活動した。

まだ続く。嫌いなことが好きになった、その3。英語

石河さんはホテルマンになりたいと思っていた。それもベルボーイに。

「人と話すことが好き。接客が好き。一度覚えた顔と名前は忘れない。車も好き。お客様の車とナンバーも覚えられる。自分の得意なことが活かせる仕事」

ところがベルボーイの仕事には巡りあえず、某ホテルのフロントでアルバイトをしていた。

英語が嫌いで、大の苦手だった石河さんは、外国人との応対は他の人に任せていた。

「ある時〝英語で頼ってくるの、あなただけ〟と言われたんです。悔しくて、自分に腹が立ちました」
意を決して退職。1週間後にはフィリピンのセブ島にいた。

セブ島

「英語学校の費用が安いのでセブ島にしたんですが、どこへ行っても日本語がまったく通じなくて、生きるためには英語で話すしかありませんでした。それが良かったんでしょう」

2週間後には英語で何とかコミュニケーションが取れるようになり、半年後には「英語をマスター。できるようになると、楽しくなって、好きになって、自分からどんどん話しかけていました」と言う。

またしても、嫌いなこと、苦手なことが、好きになったのだった。

石河さん

接客好きに加えて、英語をマスターした石河さんは帰国後、某ホテルに入社。順風満帆なホテルマン生活を送る…はずだった。

「それがですね、例えば、お客様がタオルを欲しいと言うと〝フロントまで取りに来てください〟と言うようなホテル。自分が手の空いているときに持って行ったら〝勝手なことするな〟と怒られました」

お客様のためになることはしないで。石河さんにはそう聞こえた。そんな時、ドーミーインに出逢う。

「昔の仕事仲間に、ドーミーインに泊まるためだけに旅行に行く人がいたんです。話を聞いているうちに興味がわいて」

石河さんはHPをしっかり読み込んだ。中途採用に応募すると、ドーミーインEXPRESS名古屋(2018年に閉館)へ泊まりに行ってみた。

「その時、新幹線が沿線火災で遅延し、到着したのは夜10時50分。すると〝ご無事で何よりでした〟という看板が目に入って、疲れが吹き飛びました。おしぼりが出てきて、感激。ギリギリの時間なのに夜鳴きそばも食べさせてもらいました。さらに温泉大浴場。帰りはシャトルバス。ここまでやってくれるんだ! ドーミーインはお客様に対して本気で取り組んでいる! そう確信しました」

<石河さんはラビスタ富良野ヒルズの開業前、施設管理のヘルプとして、技能実習生のサポート役として、現場のために奮闘していた。>

ドーミーインに入った石河さんは〝本気〟で取り組んだ。そしていま、現場の〝嫌いを好きに〟とは言い過ぎだが、「現場のために働きたい」と公言している。

それは、現場が辛いこと、たいへんなことに対して、少しでも前向きになれるように、自分が力を尽くしたい。そんな思いだ。たぶん。

【Now and …】

「消防設備点検の経験がありますし、救命救急士になる勉強もしてきました。任を預かっている〝救命講習〟は使命感を持ってやり続けたいと思っています。大切なお客様が笑顔でチェックアウトできるように、その現場で働く人をサポートしたい。将来は防災についても幅広く学んで、それをお客様のために現場に伝えることにも取り組んでみたいです」

■今回「会ってみた」人…石河さん。本社業務管理部。サッカーコーチ、パーソナルトレーナー、消防設備点検、鉄道の駅員、ホテルのフロントなどを経験した後、2018年2月ドーミーインへ。P渋谷神宮前を経て、現在に至る。

 

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