1年目から管理業務も さんに会ってみた!㉓野乃なんば副支配人新井さん
入社1年目からシフト作成などの管理業務を任されたという野乃なんば副支配人の新井さん。普通の企業ならベテラン社員が行う業務ですがドーミーインは一味違いました。管理業務を早々に任された新井さんのその後は?「会ってみた!」シリーズ23弾です!
・・・・・
新井さん(天然温泉 花風の湯 御宿 野乃なんば副支配人)は、もともとリゾート志望だった。
「自分がやりたいと思っていた、あれやこれやのお世話・おもてなし。接客のレベルを追求することは、リゾートの方がかなえられるのでは、と思っていました。当時は(笑)」
新井さんの思いとは裏腹に、所属はドーミーイン。
「でも、配属は野乃なんばでしたので、自分の志望に配慮していただいたのかなと思い(笑)、納得して受け入れました」
ところが、さらなる壁が立ちはだかった。
「入社前は日本人のお客様しかイメージしていませんでした。ところが、配属先はインバウンドのお客様がほとんど。英語がまったくダメだったので、フロントに立つのが怖くて…」
新人として業務を覚えながら、英語も覚えていくのは並大抵のことではなかっただろう。
「私以外のスタッフはみなさん英語ができたので、隣で接客・ご案内しているところを見て聞いて、お客様の反応をうかがって、こうすれば良いのか、これだと伝わりにくいのか、ひとつひとつ覚えていきました。予習・実践・復習、その繰り返し。学生時代よりも勉強しましたね(笑)」
英語ができなかったことが、良い方に働くこともあったと言う。
当時の中村支配人(現・西日本事業部副部長)の計らいは、新井さんにこんな気持ちを芽生えさせた。
「1年目では通常やらない、シフト作成などの業務を教えていただいたおかげで、接客以外の管理業務の面白み、やり甲斐を1年目から感じることができました」
新井さんが英語で困らないようになってからも、まわりの上司からこんな言葉を掛けられたと言う。
「1年目が終わる頃、〝英語はこれ以上頑張らなくても良いよ〟と言われたんです。〝接客はできているんだから、マネジメント系の業務をもっと覚えて頑張ってくれ〟と。これからの自分がどうすれば良いのか、道が開けた感じがしました」
さらに良い方に働く。
新井さんは入社3年目の2019年、副支配人になった。
「責任、重圧はありますが、1年目から管理業務をやらせてもらったので、意外にすんなりでした」
そんな新井さんが心掛けているのは、何か問題があった時、叱ったり責めたりするのではなく、対策を考えること。
「例えば、ゴミ箱。ゴミが一杯になっても誰も捨てないとします。一杯になってるんだから捨てましょうと言うのは簡単です。それよりも、大きなゴミ箱に変えましょうかと提案するとか、ここまでゴミがたまったら捨てましょうというと目印を付けるとか。できるように工夫したり、ルールや仕組みを考え直した方が、みんなの意識が変わると思うんです」
みんなの気持ちが、良い方に働くように。そういうことか。
さらに、こんなことに取り組んでみたいと言う。
「デイリーシフト、仕事の見える化です。スタッフの中には、こっちの手が足りないのに、ずっと座ってるあの人はなぜ手伝ってくれないの!と思っている人もいるようです。その人もデスクワークで忙しいにの伝わってないわけです。だから、誰がいま何をしているのか、何を優先しなくちゃいけないのか、みんながわかれば、不満もなくなるだろうし、手が空いた時にサポートもできると思うんです。簡単にできるとは思っていませんが、ぜひ、実現したいと思っています」
良い方に導かれてきた新井さんは、スタッフやドーミーイン全体が良い方向に向かうよう、これからも考え続ける。たぶん。
【Now and …】
「高校、大学と接客のアルバイトをしていて、接客の頂点ということでホテル業を目指しました。当初の志望の配属とは違いましたが、いまでは接客はもちろん、マネジメント業務の面白さややり甲斐を感じていることもあり、ドーミーインで良かったと思っています。去年、副支配人にさせていただいたので、次はその上、支配人を目指したい。本当はもっと先を見据えなくちゃいけないんでしょうが、まずはそこから頑張ります」
■今回会ってみた人…新井さん(野乃なんば副支配人、現在PREMIUMなんばヘルプ中)。2017年4月新卒入社。野乃なんば、PREMIUMなんば、福井ドーミーインの開業ヘルプなどを経て、野乃なんばに戻り、2019年から副支配人を務める。
(取材・文=庄子明夫)
・・・・・
入社1年目で管理業務を任された新井さん、きっと当初は驚いたことでしょう!早い遅いではなく、その人の性格や能力を見て業務を任せてもらえるドーミーインで、これからもチャンスをつかんでくださいね!
ドーミーインの仕事にご興味のある方は
採用サイトへどうぞ!