「レストランで頑張ってきてよかった〜（しみじみ）」～ドーミーイン甲府・レストランマネージャー後藤さん

さあ、いよいよ年末年始です！

どの施設でもきっと目の回る忙しさだと思いますが、お客様にとってドーミーインで過ごす1日はきっと、特別な日。もしかすると一生思い出に残る1日になるかもしれないんです。今日はそんなホテルでの“素敵な出会い”がきっかけでホテル業界を目指し、ドーミーインで活躍しているというドーミーイン甲府のレストランマネージャー・後藤さんを紹介します。実は後藤さん、以前のブログでもご登場いただいたのですが、今回、改めてお話を伺いました。

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【後藤さんプロフィール】
2012年、外国語系専門学校の国際ホテル専攻を卒業。共立メンテナンスは社名も知らなかったけれど、担任の先生の紹介でサイトをチェックしたところページの端にあった「ビジネスホテルのおもてなしを世界へ」の文言に運命めいたものを感じ、ドーミーイン事業部に入社。１年目のみレストランに配属される予定だったが、気づけばそのまま５年目に突入。

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こんにちは。以前、特派員の片山さんの記事「手伝います！に救われました」でご紹介いただいた後藤です。私がホテルスタッフを目指したきっかけは、子供の頃の、家族恒例の夏休み旅行でした。もちろん旅先で観光スポットに行ったり、テーマパークで遊んだりするのも好きだったのですが、いつの間にか旅先のホテルや旅館で過ごす時間の方が好きになって。

なぜって、そこで働くフロント、ドアマン、ベルスタッフがきらきら輝いて見えたんです。素敵なおもてなしに触れ、機会を見つけてスタッフに話を聞いたりするうち自然とホテルを「働く場所」として意識するようになりました。

専門学校でも国際ホテル専攻で学び、インターンシップとして帝国ホテルで働くことに。そこで初めてベッドメイクという“裏方”の仕事に触れたんです。一つの部屋をお客様に提供するためにこれほどたくさんの人が関わっているということに気づき、ホテルの仕事が今まで以上に好きになったような気がします。

私が入社した年は、１年目の社員全員がレストランに配属されました。事業部全体で、より「食」にフォーカスしていこう、という狙いがあったと聞いています。

……ところが、同期がフロントに異動していく中……
１年経っても、２年経っても、私はずっとレストランのまま。気づいたらもう５年を過ぎました（笑）。毎日３時半に起きなきゃいけないし、レストランの仕事で大変なことって、たくさんあります。でも瞬間瞬間でうれしいことがたくさんあるのもレストランなんです。

「笑顔がよかったよ」と自分のことをお客様が褒めてくださったとき。研修で受け入れた新人を厳しめに指導していたのですが、最後には信頼関係を築け、慕ってもらえたとき。あ〜、レストランで頑張ってきてよかった、としみじみ思います。

【日々の仕事からのGood Job！】
仕事でもっとも大変なのは、レストランのリーダーとして人に教えるとき、ですね。正解もわからないし、自分自身も教えながら教わることが多いなぁと日々悩んでいます。でも私は「自分が率先して動く」ことで、人の心を動かしたい！と思っているんです。研修なんかでは「自分が動いたらダメだ」なんて言われますけど、自分から動くのが後藤スタイル、なんです。

ところで、ドーミーイン甲府のご当地メニューの一つが、ご存知「ほうとう」です。ご当地メニューは、どの施設でも皆さん悩まれていると思いますが、他県から訪れた人が誰でも美味しいと思える“大衆的な味”にするかご当地ならではの味わいを追求して“各家庭の味”に照準を合わせるか、いつも悩んでいます。

他県から来たお客様に広く受け入れられること、皆さまに提供できるシステムにできること、これらを両立することが肝になるのかなぁ……なんて思いながら試行錯誤中。「ほうとう」は散々悩みました。王道の味噌ベースにするのか、周囲の専門店にはない醤油ベースにするのか。パートの方々に試食してもらったり、お客様からの声を反映したり、あとバイキングでお出ししたときの見た目の問題も含めて今も改良を重ねて、よりよいものを探し続けています。

大変ですけど、これって実はすごくやりがいがある仕事。だって、ホテルで「ものをつくる」ことができる唯一の場所がレストランだと思うんです。創造性があるというか、自分がつくったものに対するお客様の反応に、直接触れられる。お客様と接する時間も長く、直接お声がけいただいたり笑顔に触れたりもできる。こんなに楽しい仕事はありません。あっという間にレストランで５年経ってしまいましたが、ホテルで働く上では他部門でもっと経験を積んで成長したいと思っています。

といってもレストラン業務も完璧ではないので力量が足りないことを反省してばかりですけど（笑）。今は、甲府のB級グルメ「とりもつ」をご当地メニューとして盛り上げていきたいなーと思いつつ、もっと貪欲に学んでいきたいと思っています！

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人と関われる喜びを、レストランで日々感じているという後藤さん。接する人を思わず笑顔にしてしまう、ほがらかさが魅力的でした。今後も後藤さんらしい個性を生かして、頑張ってください！（なになに？オムレツに自信ありのウワサ…？）

ホテルレストランスタッフの「やりがい・喜び・おもしろさ」。あなたもご一緒に感じてみませんか？

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