ドーミーイン帯広の駐車場スタッフとフォトグラファー…2つの顔を持つドミニスタ
日本全国のドーミーインに数多く存在する「多芸なDOMINISTA」、今回ご紹介するのは、ドーミーイン帯広D3スタッフ(駐車場担当)の関口さんです。
帯広出身の関口さん、ご実家が写真店(DPE店)ということもあり小さい頃からカメラや写真と慣れ親しまれ、大学卒業後にも専門学校への進学やドイツ留学等で撮影技術を学び、ライフワークとして十勝を中心とした北海道の風景をフィルムに収め続けること数十年。
2018年5月には2作目となる写真集「北の風貌」を発売しました。写真集には、フィルムならではの深い味わいが感じられる美しい写真が満載。春夏秋冬の十勝の風景83カットが紹介されています。
タイトル画像は知床連山からの朝日。
「この常呂海岸の写真は知床連山から朝日が上がったところです。手前は雪原に見えると思いますが、実は細かい流氷の集まりで波に乗って動いているのです。流氷の氷塊になる前の現象で遠くは波が打ち上がっているのが見えます。中央の高い山は百名山の羅臼岳です。
実は前日、本当は流氷が接岸しているというニュースを聞き、網走に車を走らせていましたが、日が暮れてやむなく常呂に宿泊となりました。
雲がないと、こういう朝焼けにもならなかったでしょうし、雲がなくて太陽の光が強すぎたら、青い流氷のブルーが黒く潰れてしまう。いろいろな幸運が重なった一枚となりました。 」
今回の作品は「撮影地のみ」というシンプルな構成のため、1枚1枚のストーリーは想像するしかありません。写真集には関口さんの自然観、世界観があり、写真を見る側にも問いかけてくるようです。
「フィルムの写真は、その時撮った瞬間を味わうのが良い。自分だけが知っているその瞬間をフィルムに収め、現像するまでどんな写真かわからない、失敗作も資料として残る、それが醍醐味。」 という関口さん。
ドーミーインとの出会いは「人と話すのが好き」ということでサービス業への就職を考え、ドーミーイン帯広の求人に応募したことから。
「立体駐車場の待ち時間にお客様とのやりとりができたり、面白そうだと思った。」と、フロントよりも駐車場スタッフを希望され、2011年の入社から、お車のお客様の安全を守る傍ら、豊富な知識でお勧めの居酒屋や観光地情報をお届けするなど活躍されています。
「北の風貌」は全国の“ドーミーぶんこ”に配備されています。ドーミーインにご宿泊の際は、ぜひページをめくってみて下さい。関口さんがとらえた大自然の一コマに、心癒されることうけあいです。
以下、写真集より、ちょっとだけチラ見せ…(冊子のスキャンなので実際は数段美しいです)
秋:十勝・帯広市郊外
冬:十勝・豊頃町大津
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