自称ポンコツ さんに会ってみた!⑧ドーミーインEX三河安城フロントの小山さん
自らを“ポンコツ”と名乗る小山さんのお話です。ドーミーインで働くスタッフドミニスタに「会ってみた!」シリーズ第8弾は、EX三河安城のフロントスタッフ、小山さんにフォーカス!なぜ彼女は自分をポンコツと名乗るのでしょうか?!その真相とは一体…
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「8年目なんですけど、ミスしてばかり。みんなに助けられてばかり。小山、ポンコツなんですよ…」
EX三河安城のフロントスタッフ、小山(おやま)さんがインタビュー早々に口にした言葉。その本当の意味はまだわからないが、どんなことも快活に話す小山さんに知らず知らず引き込まれていった。
小山さんを入社時から知っている佐野(EX三河安城副支配人)さんはこう言う。
<佐野さん。EX三河安城副支配人。小山さんとはイン新潟でも一緒に働いた。>
「まさか、三河安城でまた一緒に働くことになるとは(笑)。私が新潟にいた時、小山さんが新卒で配属されてきました。確かにミスは多いけど、やる気は人一倍。叱っても叱っても、次の日また頑張ってくれる。へこまずに、常に先を見ている感じですね。それはいまも変わっていません。」
実は、小山さん、共立メンテナンスを寮事業の会社と思っていた。
「ホテル事業をやっていることは知りませんでした。調べてみたら、いろいろやっている面白そうな会社。英語が得意なので、外国人を含めて、人と人がふれ合う仕事に就きたいと考えていたので、それにはぴったりだと思いました。」
配属先の希望も特になかったと言う。
「面接で、ドーミーインはどう?と言われたので、はい!と答えました。」
ここだけを書いてしまうと主体性のない人のようだが、面接官の言葉には伏線があった。どこを希望するか、部署や地域についての記述はなかったが、小山さんは〝たいへんなところで働きたい〟とハッキリ書いていたのだ。
そう言えば、EX三河安城も今年開業10年。「あちこちに傷みが見え始めています」とスタッフが口を揃えるように〝たいへんなところ〟と言えなくもない。
そのうえ、EX三河安城は「スタッフの頭数は揃っているけど、働ける人数が足りない」と言う。「扶養控除の関係でシフトを増やせないパートさんが多く、その穴埋めに社員が入るしかない」のだそうだ。
となると当然、フロント以外の業務も求められる。
「レストランに入ることはもちろん、共有スペースのお掃除もします。時間を見つけて巡回して、汚れているところ、気になるところを掃除しているんです。」
そう言う小山さん。やることがたくさんあってたいへんですね、と言おうとしたら…。
「お客様のために何を準備しなければいけないのか。そう考えれば当然のこと。誰かがやらなくちゃいけない。だったら、自分が率先してやっても良い。そう思うんです。」
なるほど。小山さんはそう言う考えの人なのか。
<左は東海北陸エリアリーダーの橋本さん>
「だけど…」小山さんはさらに続けた。
「ただ、そうしていると〝小山は抱え込み過ぎ〟と江口(総支配人)さんや佐野さんに言われます。でも、他の人にうまく振れないんです。」
ミスの原因はそこにあるのかも知れない。インタビューの途中、写真撮影のために内階段を一緒に下りていく時、小山さんがボソッとつぶやいたひと言が耳に残った。
「あ!ここ汚れてる。あとでキレイにしておこう…」
あ!また自分で何とかしようとしている。
小山さんは、お客様のためならと空回りを承知で突っ走る人だ。たぶん。
【Now and …】
「ミスばかりしていて、みんなに助けてもらってばかりですが、業務以外ではスタッフを支えるスタッフでありたい、気軽に愚痴を言ったり聞いたりできる職場環境をつくりたい、と思っています。業務面で取り組んでいるのは廃棄物管理。廃棄物を減らす方法がもっとあるんじゃないか。頭を悩ませています。」
あ!また抱え込んじゃってますよ(笑)
■今回の「会ってみた」人…小山さん(EX三河安城 フロント)。大学卒業後、2012年、新卒入社。イン新潟で3年間(3年目は東日本のあちこちでヘルプ)、イン岐阜駅前で半年間勤務の後、3か月のEX三河安城ヘルプを経て、4年目の10月に本配属。現在に至る。
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