前職フロントの施設管理さんに会ってみた！㉘施設管理の杉山さん

リゾートホテルのフロントや客室清掃のお仕事を経験してきた杉山さん。転職を重ねてたどりついた現在のお仕事はドーミーインの施設管理！「会ってみた」シリーズ28弾は、誕生して間もない部署「施設管理」で働く杉山さんのストーリーです！

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2018年10月からドーミーインの施設管理として働いている杉山さん（ドーミーイン上野・御徒町）。前の会社ではフロントとして働いていた。
「リゾートホテルのフロントで５年半働いていました。でも、その前は清掃会社で働いていたんです」

　杉山さんは高校卒業後、リゾートホテルで働く予定だった。しかし、東日本大震災に見舞われたことで内定取り消しに。その時、高校の先輩から誘われて入社したのが清掃会社だった。

「ホテルの客室をきれいにする仕事だと聞いて、ホテルで働けるなら良いかなと軽い気持ちで（笑）」
清掃の仕事は楽しかったと言う。
「お部屋をきれいに仕上げるのはたいへんでしたけど、お客様はここでくつろぐんだと思うと、やり甲斐がありました。でも、清掃していたホテルのマネージャーから〝うちのフロントで働いてみないか〟と言われて転職しました」

同じホテルのフロントで働くようになった杉山さんは、こんな思いを抱くようになった。
「上にあがったと思ってしまいました。心のどこかで清掃を下に見ていたんですね。いま思えば大きな勘違い。若気の至りです（笑）」

そんな杉山さん、やがてフロントの仕事に疑問を持ち始めた。
「私の接客でお客様は満足してるのかなと思うようになったんです。大柄だし、声は低いし、強面だし（笑）、威圧感を与えているんじゃないかって」
意を決した杉山さんは、転職サイトを見て、ドーミーインを受けてみようと思った。

「フロントスタッフの募集でした。でも面接で、客室清掃の経験があることをアピール。すると〝施設管理という部署があるけど、どう？〟と言われたんです。清掃業務だけでなく、人・モノ・コストを管理する仕事だと聞き、何だか面白そうだ、自分の可能性を広げられそうだと思いました」

ドーミーインで施設管理の仕事に就いた杉山さんは、日々こんなことを心掛けている。
「我が家に帰ってきたように、お客様にリラックスしていただき、安心安全な環境でお過ごしいただく。それを忘れずにお部屋をつくることが大事だと思っています」

業務への関わり方も変わってきた。
「スタッフの皆さんはそれぞれお金が稼げれば良い、キレイにするのが好きなど、働くスタンスはいろいろ。それに応じて教え方を変えないと心に響かない。施設管理の仕事は、まわりの人を知ることから始まるんだなぁと実感しています。」

これまでの経験は、施設管理の仕事に役立っているのだろうか？
「例えば清掃不備があった場合、フロントはお客様に叱られることもありますよね。でも清掃が怒られることはない。フロントでクレームを受けた経験があるので、コトの重大さは痛いくらいわかります。それが自分の強みでしょうか」

さらにこうも言う。
「水戸の開業準備に行った際、清掃のアウトソーシング会社との連携、清掃指導をさせていただきました。初めての経験でしたが、最初の会社で受注先として清掃していたので、先方の気持ちがわかります。パートナーとして尊重しながら、ドーミーインのやり方をしっかり伝えることができたと思っています」

アウトソーサー、清掃、フロント。いろいろな経験を経て、いま、施設管理の仕事を行っている杉山さん。これからも、いろいろな気持ちを理解した上で、人・モノ・コストを思い切って動かし続ける。たぶん。

【Now and …】
「施設管理はできて間もない部署。それだけに自分たちでつくりあげていくやり甲斐があります。それぞれの棟に分かれて配属されているので連携が難しいですが、コミュニケーションを密にして、先輩方の知識や技術を学びながら頑張っています。将来は、施設管理出身初の支配人を目指してみようかな（笑）」

■今回会ってみた人…杉山 さん。清掃会社、リゾートホテルで働いた後、2018年10月に入社し、ドーミーインの施設管理に配属。ドーミーイン秋葉原を経て、現在はドーミーイン上野・御徒町を拠点に首都圏各棟に出向いて業務を行っている。

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転職で経験を積んできたからこそ、フロントや客室清掃スタッフの気持ちがわかる杉山さん。多くの人を巻き込んで、快適なホテルを維持する施設管理のお仕事はピッタリです。

施設管理出身の支配人誕生、楽しみです！支配人になったら、また「会ってみた」シリーズでエピソードを聞かせて下さい！

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