新しいことに挑戦し続けて5年目の宿泊副支配人さんに会ってみた!㉞ドーミーイン川崎 宿泊副支配人 島村さん
毎年違う部署にチャレンジできる?!自分が興味を持った業務に毎年移動する、なんともラッキーな運をもったドーミーイン川崎で宿泊副支配人を務める島村さん。専門学校で学んだ韓国語は実践の場で話せたのでしょうか?
全国のドーミーインで働くドミニスタに会いにいく「会ってみた」シリーズ第34弾です!
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ドーミーインPREMIUM京都・レストラン~花風の湯 御宿 野乃なんば・レストラン~ドーミーインPREMIUMなんば・フロント~関西レベニューセンター~ドーミーイン川崎・販売担当
わずか5年目で、毎年のようにめまぐるしく職場が変わっている、ドーミーイン川崎の宿泊副支配人、島村さん。
「就活でドーミーインの業務を1日見学した時、当時のドーミーイン八丁堀支配人の〝毎日が違うことの連続。ドーミーインの仕事は楽しいよ〟という言葉に惹かれ、〝そんな刺激のあるところで働きたい〟と思ったんです。でもまさか、こんなに毎年違うことが連続するとは(笑)」
島村さんは短大卒業後、専門学校で韓国語を勉強した。
「韓国語に興味を持ったのは、高校の修学旅行で韓国に行ったことがきっかけ。政治的にあまりうまくいっていない日本と韓国なのに、音楽やドラマなどでは交流がある。韓国に行くと、みなさん日本に好意的。なぜだろう? 言葉が通じたら、もっといろんなことがわかるんじゃないかと思い、韓国語を勉強するようになりました」
その後、韓国語を生かせる仕事がしたいとホテルを志望。ドーミーインが韓国に進出していることもあり「そんなホテルで働きたい」と思った。
いよいよ、韓国語を学んだ成果を見せる時が来た。最初の配属はレストランだった。
(ドーミーイン川崎のレストラン *本文との関係はありません)
「韓国語を話す機会は……あまりありませんでした。当時のドーミーインPREMIUM京都でも、開業に合わせて異動となった花風の湯 御宿 野乃なんばでも、レストランだと会話する機会があまりなくて」
韓国語を使えないもどかしさを抱え続けた島村さんは、胸の内を上長との面談で伝えた。すると…
「2年目からドーミーインPREMIUMなんばのフロントに異動になりました。いつか行けたら。そんな気持ちで話したんですが、すぐ異動。驚きました」
今度こそ! しかし、島村さんの韓国語は思うように通じなかった。
「学んできた韓国語と、韓国の方が実際に話す韓国語はまったく違ってました。同じ職場の韓国人スタッフや韓国語が堪能なスタッフの接客をよく見て真似をしたり、教えてもらったりしながら、勉強のやり直しでした」
帰宅してからも「学生時代以上に(笑)」猛勉強した。その甲斐あって島村さんの韓国語は実践的に。
「毎日仕事へ行くのが俄然楽しくなりました。そんな時、接客していた韓国人の年配の方に〝自分たちの国の言葉を勉強してくれてうれしい〟と言われ、片言の日本語で〝アリガト、アリガト〟と言われたことが忘れられません。うれしいのは私の方なのに」
そして3年目。今度は発足したばかりの関西レベニューセンターに異動となる。
「ドーミーインPREMIUMなんばのFC担当として販売の面白さは感じていたので、誕生したばかりのレベニューチームに入ることはチャンスだと思いました。レベニューという専門知識を学んで、生来は自分の武器にするぞ。そんな意気込み」
島村さんはマーケティングを基礎から学んだ。しかし、韓国語を使う機会はめっきり減っていった。
「接客への未練もありましたし、自分のモチベーションをどこに持っていくか、悩んだことも…」
そんな時、島村さん4年目の秋。開業準備のドーミーイン川崎へ異動となった。
「ドーミーイン最大の棟。私で良いの? 自分がやらなくちゃ! 揺れました」
しかし、持ち前のチャレンジ精神が不安を吹き飛ばす。実際に来てみたら、現場近くで販売の仕事をする利点は大きかったと言う。
「自分の目でお客様の様子を見ることができます。どのタイミングで予約が入るのか、どういう予約が流れてきたのか、直にわかります。他のスタッフからの情報や助言も役立ちます」
レストラン、フロントでの経験も販売に生かしたいと言う。
「例えば、食材を仕入れるタイミングの前に、客室を埋めるようにするとか。なかなか難しいですけど(笑)」
毎年違うことにチャレンジしてきた経験は、誰も想像しなかった島村さんを作り上げている。何年か先には、本人さえも想像していない島村さんになっているだろう。たぶん。
「えッ!韓国語ですか? いまはこんな時期ですから(笑)」
韓国語を使う機会は減っても、島村さんは勉強を続けていた。韓国語能力試験「TOPIK」の最難級にも去年合格。しかも、読解100点、聞き取り96点だったと言う。
「仕事で生の韓国語に接していたことが合格に繋がったんだと思います。自信になりました」
【Now and…】
「川崎のオープン当初、地元の方から〝大浴場だけ入れませんか?〟とよく聞かれましたが、その時お断りした方が地元宿泊プランで〝来たよ!〟って。そんなことがあるからこの仕事は面白い。私はこれまで上長に恵まれてここまでやってこれました。将来は自分がそんな上長になりたいと思います」
■今回会ってみた人…島村さん(ドーミーイン川崎 宿泊副支配人)。短大卒業後、専門学校で韓国語を学んだ後、2016年4月新卒入社。ドーミーインPREMIUM京都、花風の湯 御宿 野乃なんば、ドーミーインPREMIUなんば、関西レベニューセンターを経て、2019年11月からドーミーイン川崎。現在に至る。
(取材・文=庄子明夫)
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実践を踏んで磨きがかった韓国語!勉強してきた韓国語が思うように通じなかった5年前、島崎さんは自分の“今”を想像できたでしょうか。自信がついてイキイキされているように見受けられます。語学だけでなく様々な業務で経験を積めたことが現在の島村さんを作り上げているんですね!
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