新たな仲間「銀花」へ行ってみた! 〜番外編〜
新しくドーミーインの仲間になった宿、兵庫県城崎温泉にある「銀花」。
外部特派員による「行ったみた」レポ、前編ではきめ細かなサービスについて、後編ではそれらのサービスの「理由」をご紹介しました。続く~番外編~はお出かけ編?レポです!
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今回は「番外篇」として、宿の外に目を「向けてみた」!
銀花は城崎温泉駅や温泉街から車で10分ほどのところにある。東京に住む僕には馴染みが薄いこともあり、どんなところか興味津々。というわけで、夜の城崎温泉街に「行ってみた」。
銀花では、城崎温泉街散策も楽しんでいただこうと、送迎バスを出している。もちろん、無料。それに乗り込むことにした。出発したい時間を伝えると「作務衣のまま、お出掛けされてもかまいませんよ」と。聞けば、浴衣も色とりどり用意しているので、着替えて温泉情緒も楽しむお客様も少なくないとか。夜の城崎温泉街には、浴衣姿で下駄を鳴らして歩いている人がたくさんいた。
なぜ? 散策? お土産探し?あるいは、夕涼み?
答えは「城崎温泉の宿には昔から内湯がないから」。
古くから温泉街が共同で街中に「外湯」を作り、湯めぐりを楽しんでもらっていたそうだ。もっとも、大きな旅館や最近できたホテルでは内湯を備えているらしいが。銀花は城崎温泉街にないんでしょ?と言う人には、こう答えたら良いと思った。
──銀花は全室に展望風呂があるし、大浴場、露天風呂もある。無料の送迎バスも出てるので、内湯の湯めぐりも、温泉街の外湯の湯めぐりも楽しめる。
帰りの日、城崎温泉駅までの足も、送迎バスに乗せていただいた。宿泊支配人の三浦さんをはじめとするドライバーさん、お世話になりました。
驚いたのは(と言うと失礼にあたるかも知れないが)皆さんの知識が豊富で、お話しが楽しいこと。
温泉街の見どころやお店が空いている時間から、城崎の食材、天候、周辺の産業など、いろいろ教えていただいた。ドーミーインのスタッフさんからは「お客様と一番長く接するのはレストラン」とよく聞くが、「送迎のドライバーさんもけっこう長い時間お客様と接している」と思った。もっとも、背中越しではあるが(笑)。
ドライバーさんとの会話で好奇心を刺激された僕は「城崎温泉観光協会」と外国人向け案内所「SOZORO Tourisut Information」へ「行ってみた」。そこで得た情報も紹介しておこう。
城崎地区への外国人観光客は、ほとんどが欧米人。アジア系の観光客が見られるようになったのは、ここ数年とか。なるほど。
確かに、夜の城崎温泉街で僕の目についたのも白人。浴衣と下駄で不器用に歩く姿が印象に残ったせいか、半数近くが白人だったように思えた。
観光協会によると「協会のサイトから予約してくる欧米人が多く、大阪や京都、東京などへの旅行経験があり、次に行くなら温泉地、と城崎温泉を選んでいる」とのこと。城崎温泉までの足は、団体や大人数グループの場合は関西空港からエージェントのバスで直接来るケースが多く、個人客の場合は、関西空港〜大阪駅〜特急で城崎温泉という列車ルートが多く、関西空港からレンタカーで走ってくる外国人もいるという。
「日本を周遊していて、第2、第3の目的地として城崎を訪れる方もいますよ」とSOZOROのスタッフの方は話してくれた。さて、帰路。
銀花の周辺にも興味が芽生え、津居山漁港(銀花で出される海の幸が水揚げされる漁港)と豊岡(日本一のカバン生産地)へも足を運び、東京に戻った。
「行ってみた!」シリーズ第2弾、これでホントに、完。
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