博多に「レベニュー・マネジメント」の仕事を見に行ってみた!【後編】~博多祇園
単に値段を下げて売り切るのではない。
それが、ドーミーインのレベニュー・マネジメントだとわかった【前編】。
【後編】では、過去最大のホテル開業ラッシュを迎える福岡で、クオリティを高める試みを行ったイン博多祇園に「行ってみた」!・・・・・
もともと福岡はホテル激戦区と言われていた。今後は、それがさらに激化する見通し。と言うのも、それまで福岡空港の関係で設けられていた博多駅周辺の高さ制限が軽減。高層ビルの建設が可能になったこともあり、ホテルの開業が相次ぐと言うのだ。
福岡市によると、2020年3月までの2年間で新たに開業するホテルは33棟・約5,250室。現状の約26,000室から2割増え、過去最大の開業ラッシュになるとのこと。そんな中、イン博多祇園が打った一手がこれ。
ドミニスタ・クラブラウンジ
客室8フロア中4フロア(7~10階)をクラブフロアとし、そのフロアにご宿泊のお客様専用のラウンジスペースを設けたのだ。
(ドリンクの種類が豊富で飲み放題。味もひとクラス上?)
(身体がすっぽりおさまるマッサージチェア)
コーヒー、紅茶、日本茶などは種類も多く取り揃え、お好みの味が飲み放題。オレンジジュースやウーロン茶などの用意もあり、奥には2台のマッサージチェアも。その評判を副支配人の森さんに「聞いてみた」!
(写真左から森副支配人、小林さん、岩永さん)
「今年4月から販売を開始しました。他のお部屋に比べて若干値段は高めですが、ご予約時に指定されるお客様やリピートでご利用になるお客様が増えてきました」
これも、値段にふさわしいクオリティということだろう。
果たして、「DOMINISTA CLUB LOUNGE」は、博多ホテル激戦区を勝ち抜くクオリティやバリューとして、レベニュー・マネジメントに貢献することになるだろうか。なるんだろうなぁ…。
そして、余談と言っては何だが、森さんは「コーヒーやお茶の専用カセット取り出し口の説明POP、小林総支配人の自作なんですよ」と教えてくれた。
なんとも、多才。・・・・・
で、多才つながりの【続編】。
紹介したい多才な人は、PREMIUM 博多・キャナルシティ前のフロントのパートスタッフ、渡邉さん。福岡のライブハウスやイベントを中心に活動しているミュージシャン。
(渡邉さんの手には新作アルバム「ろくでなし」)
福岡の高校卒業後、ガールズバンド「ムチボンバ」を結成。その後ソロとなり、活動の場を東京、大阪へと広げる。東京では、かの山崎まさよしも所縁ある四谷天窓にも出演。2017年8月、かつてのバンドメンバーあだちと再会しユニット「madobe」を結成。現在は福岡を中心に活動している。
ちなみに、渡邊さんがドーミーインで働くことになったのは6年前。上京の資金を貯めようと、夜鳴きそばの時間帯のみのパートに応募したことがきっかけ。これも余談だが、その時、高校の同級生だったイン博多祇園の森さんとバッタリ出くわし、ビックリしたと言う。
渡邊さんは当初夜鳴きのみの勤務だったが、徐々に勤務時間を拡大し、現在はフロントスタッフとしてリーダーを任せられている。そんな渡邊さん。ステージの上では、このにこやかな表情が一変すると言う。その様子は、こちらで。
■「蜉蝣」
■「セピア」
■madobe official website
(取材・文=庄子明夫)
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