小鉢一品に想いを込めて~ドーミーイン三島 レストラン
“【不】の字をなくす”という気持ちから、自然に行動していました。
これはドーミーイン三島のレストランスタッフ、井上さんの言葉です。
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ドーミーイン三島のある、静岡県の三島エリアは一年中がゴルフシーズン。そのため、ゴルフ目的で宿泊されるお客様が多くいらっしゃらいます。つい先日も、ゴルフ団体のお客様が20人程、2泊3日でドーミーイン三島に宿泊されていました。ゴルフのお客様は朝が早い!3日目の朝、6:15にレストランオープンした瞬間、賑わうレストラン会場の中で、あるお客様からこんなお声が。「昨日の朝食で出てた山いものとろろ、今日もあるかなぁ?」
「はい、ございます。」「おいくつお召し上がりになりますか?」(パッと笑顔になるお客様)「1個お願いします!」
ドーミーインのレストランでは、連泊のお客様にも飽きることなく朝食のメニューを楽しんでいただけるよう 、
メニューを日替わりで提供しています。この日は山いものとろろではなく、もずくをご用意していました。
が、翌日に提供する用に冷蔵庫にストックしていた山いものとろろをサッと臨機応変に提供したのは、イン三島のレストランスタッフ井上さん。(新卒入社3年目 料飲副支配人)
—-このとっさの行動は、どんな気持ちから生まれたのでしょうか?
「うちはスタンダードのドーミーインで、そんなに品数もないのに、お客様が”とろろを食べたい”とリクエストしてくださったのが嬉しくて、“【不】の字をなくす”という気持ちから、自然に行動していました。連泊のお客様だと、昨日召し上がった物を『今日も食べたい』とおっしゃる方が多いんですよね。また、『生卵を食べたい』と言われた時は、ドーミーインは衛生上の理由で生卵を提供していないので、温泉卵やオムレツなどの代案を出し、
決してNOとは言わないようにしています。」
—-普段、働く中で意識していることは何ですか?
「“レストランはお客様が1番最後に立ち寄る場所。しかも滞在時間が最も長い。お客様がどんな事情でホテルに泊まっているかまで分からないけれど、最後に立ち寄るレストランを気持ちよく出発してほしい!!”いつもこれを意識しています。」
日替わりというルールにとらわれすぎずに臨機応変に対応されたのも、普段から大切にしているマインドがあったからこそですね。そんな井上さんが働くドーミーイン三島のレストラン。もう少しお話を聞いてみましょう。あ!隣にちょうど2年目スタッフの高橋さんが!
—-高橋さんから見た、(先輩の)井上さんはどんな人ですか?
「お兄ちゃんのような存在で、常に細かいフォローをしていただいています!そして、分かりやすく、丁寧に教えてくださるので日々の仕事がとても楽しいです。最近1番嬉しかったことは、メニュー考案の仕事を任せてもらえたこと。材料は何をいれたらいいか?、細かい盛り付け方法等、井上さんやパートさんにアドバイスをもらいながら、完成したのが「豆苗のお浸し」。今、提供中のメニューです。自分の考案したメニューが並ぶのは本当に嬉しいです!」
ドーミーイン三島 レストランスタッフの井上さん(左)と高橋さん(右)。
まるで兄弟みたい!?に、仕事中もプライベートでも息の合う2人!
高橋さん考案 イン三島の春メニュー「豆苗のお浸し」。
春が旬、豆苗のシャキシャキ感がポイントの一品です。春夏秋冬、季節が変わるごとに提供しているドーミーインの季節メニュー。ひとつの小鉢メニューの中にもレストランスタッフの努力と笑顔が盛り込まれているんですね。
家庭料理の美味しさは、すべてのスタッフがお客様と同じ方向を向くこと。それが、”おもてなし”というプロ意識なのかもしれません。
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