ドーミーインが進める休日確保の取り組み
ホテル業界は、「休みが少ない!」ってイメージがありませんか?
ドーミーインでは休日取得率向上に向け、ドーミーインで働くスタッフで実験と検証を行いました!かねてからスタートしているドーミーインの「休日確保の取り組み」。
この実証は、ドーミーイングループ5棟で行われました。この実証で効果のあった部分を他の棟でも行い、広げていくことでドーミインで働くみなさんが、より安心して休日をとれるようになります。
今回の最初の一歩は大きい!この記事では、ドーミーインが進める「休日確保の取り組み」の進捗状況をお伝えします。結果はいかに?!
ホテル業界は休みが少ない?!
「ホテルは、年中無休で忙しそう…働くスタッフは、休みが少ないのでは?」、そんなイメージってありませんか?
では一般的なホテルでの休暇の取得数を見てみましょう。
厚生労働省は、2018年時点の数字として「宿泊業・飲食サービス業の年間休日数は1企業あたりの平均が97.1日」「労働者1人あたりの平均が102. 9日」と発表しています。
飲食サービス業を含んだ数字なので、すこし幅広い業種のデータとなりますが、完全週休2日制の場合、年間休日数が104日~105日になるんで、決して多いとは言えないでしょう。
そこでドーミーインは、年間休日数を増やす改革に着手。休日確保の取り組みをスタートさせました。取り組みを進めるのは、ドーミーイングループ5棟のスタッフで構成される改革チーム。その目標を紹介しましょう。
・公休日や有給休暇の取得を増やし年間休日を「ホテル業界の平均108日に対して125日」にする
・所定労働時間内で無理のないシフトを実現する
・勤務と休日のオンオフをしっかり切り替えるための仕組みを構築する
・「支配人など管理職は休めない」を解消し「誰でも休める」という意識を高める
う~ん、なかなか高い目標です。しかし、これまでドーミーインでは数々の課題をひとつずつ解決し、働きやすい環境を整えてきました!今回改革チームが目指すのは、「ホテルで働く人がしっかり休める環境整備」です。でも、この目標をどうやって実現するのか…そのアイデアを見ていきましょう。
これが休日確保のアイデアです!
それでは、改革チームが進める休日確保のアイデアを紹介しましょう。
・派遣さんを増やして人員をベースアップする
・エリアによっては時間帯の責任者を2棟で1人にする
・8時間20分でシフトを組む
・更衣時間も勤務時間に含める
・ナイト勤務4回ごとに公休日を1日増やす
・公休日をスタッフ全員に9日以上組み込む
・有給休暇を全て消化しきることを積極的に推奨!年間休日数を増やす
・休日中の連絡抑制など、従業員のプライベートを尊重する体制
そして、このアイデアを実行に移した結果、対象となるスタッフの平均年間休日数が、なんと124日に増えたんです!す、凄い!!まだまだ、5棟のトライアル導入ですが、成果が見えてきました。でも、同時に課題も見えてきたんです…。
見えてきた課題~そして改革は続く!
スタッフからリアルな悩みや意見を聞き、休暇取得に関する課題や要望を把握することも大切です。今回の平均年間休日数124日の達成は、改革チームが時間をかけてアイデアを出し合い、「本気!」で取り組んできた結果です。でも、それと同時に新たな課題も見えてきました。
・エリアによってスタッフの充足状況に差がある
・従業員数によって「休みを取ること」の重さに差がある
・休日が多いより「1日の労働時間が少ない方がいい」という声もある
新しい取り組み、そして改革を断行する時には課題がつきもの。今後は、新たに見つかった課題を改善しながら、休日確保の取り組みを推し進めていってくれるでしょう。
実際、改革チームは下記のアイデアの実現に向けて、すでに動き始めています。
・パートさんの他棟応援制度
・派遣さん、すきまバイトさん、夜警スタッフさんの増員
・既存スタッフのスキルアップ
3つの施策は、それぞれが異なる角度から休暇取得を促進する効果が期待できます。
1. パートさんの他棟応援
人員の柔軟な配置:
需要に応じて、パートさんを他の建物に応援派遣することで、人員の偏りを解消し、各部署の業務負担を軽減できます。これにより、人員が不足しがちな部署のスタッフが休暇を取りやすくなります。
多様な働き方の実現:
パートさんの希望やスキルに応じて、勤務場所や時間を柔軟に調整できるため、プライベートと仕事のバランスをとりやすくなります。
2. 派遣さん、すきまバイトさん、夜警スタッフさんの増員
ピーク時の業務負荷軽減:
客室清掃やフロント業務など、繁忙期や特定の時間帯に集中する業務を、派遣さんやすきまバイトさんに依頼することで、既存スタッフの負担を減らし、休暇を取りやすくします。
専門性の高い業務への人員配置:
夜間警備など、専門的な知識や経験が必要な業務を増員した夜警スタッフに任せることで、既存スタッフは他の業務に集中でき、休暇を取得しやすくなります。
3.既存スタッフのスキルアップ
業務効率化
既存スタッフのスキルアップにより、少ない人員で業務をこなせるよう業務効率をアップします。これにより、人員に余裕ができ、休暇を取得しやすくなります。スキルアップは給与へ反映されキャリアアップにもつながります。
多能工化
複数の業務をこなせる多能工化を進めることで、人員の配置を柔軟に行うことができ、「人が足りなくて休めない」ということがなくなります。
これらの施策は、単独で実施するよりも、複合的に実施することで、より大きな効果が期待できます。
人員の柔軟な配置による業務負担の軽減、ピーク時の業務負荷軽減、業務効率化…これらの施策を効果的に組み合わせることで、ドーミーインで働くスタッフのみなさんが、より多くの休日を取得できる職場づくりを実施し、ワークライフバランスの向上を目指しています。
ドーミーインが目指すのは、「お客様第一」と共にスタッフの「自分第一」
例えば1ヶ月のシフト制や時短勤務、スポット勤務なども、改革チームが取り組む、休日確保の取り組みの一環なんです。
スタッフの休暇については、他にもありますよ。
・夏期休暇3日(7月~11月に取得できます)
・冬期休暇4日(12月~3月取得に取得できます)
・有給休暇はもちろん、産前・産後休暇、育児休暇、介護休業、永年勤続特別休暇、慶弔休暇
ドーミーインは、スタッフの「ONとOFF」を大切にします
ドーミインでは自分自身が幸せでなければ、お客様の心に響くようなサービスは提供できないと考えています。
お客様と私たちスタッフが共に笑顔になれるような環境づくりを目指しています。そんなドーミーインで、あなたも働いてみませんか?興味のある方は、採用サイトをご覧ください!
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