オープニングスタッフ最前線!新棟立ち上げにかける想いと舞台裏~支配人編
新しいホテルの誕生…そこには、必ずオープニングスタッフがいます。そのオープニングスタッフをまとめ、新棟の立ち上げを指揮するのが「支配人」です。
「オープニングスタッフ最前線!新棟立ち上げにかける想いと舞台裏」、今回は「支配人編」をお届けします。支配人は、新棟の立ち上げでどんな活躍をするのか?その舞台裏に迫ります。
新棟を立ち上げるという仕事
新棟を立ち上げる際、最初に現場に赴くのは支配人とフロントスタッフの2人だけなんです!?「え~っ少ない!」って感じですが、何をするのでしょうか?
「備品の発注や納品スケジュールの調整、業者さんの搬入経路の確認、客室の水道チェック、壁紙のズレや汚れの確認、電化製品の通電テストなどなど…やることはいっぱいあります」
そう話すのは、新棟の開業準備に携わる支配人のKさんです。
「200室弱ある客室の全ての蛇口をひとつずつ開けて、錆が入って赤くなった水が出ないように流す作業は、欠かせない作業です」。笑って話すKさんですが、気が遠くなりそうです。
新棟を立ち上げるという仕事は、建物が完成することではありません。「人の手」で新しく建ったホテルに「おもてなしの空間」や「スタッフが安心して働ける環境」を作っていくこと。その先頭に立つのが支配人です。
「どんなホテルを作っていこうか」と思い描き、「お客様が安心できるか?」「スタッフがスムーズに動けるか?」といった視点で細部にわたって確認を繰り返します。
「想像力を働かせることが大切なんです!」とKさん。その言葉には、オープンに向けた緊張感と共に、確かな使命感がこもっていました。
新棟立ち上げを支えるオープニングスタッフ
1週間ほど経つと、ヘルプのスタッフやパートさんなど、オープニングスタッフが集まってきます。
「それまで静かだった館内に、笑い声や『おはようございます』の声が響くようになって、『いよいよホテルが動き出した』…そう感じました」。嬉しそうに話すKさんです。
「朝礼では、ドーミーインの理念やホテルが目指す方向性を詳しく伝えます。マニュアルでは伝えきれない、“おもてなしの心”や“接遇の姿勢”を共有するためです」
「同時に、オープニングスタッフから意見を求めます。一緒に新棟を作っていく醍醐味も共有したいんです!」
「このお皿、もう少し手前に置いた方が取りやすいかも」…レストランの備品を開封していたパートさんの提案です。
「私は、地元の出身です。だから、観光案内はまかせください!」…フロントスタッフも積極的。
まさに、「このホテルを一緒に作っている」という醍醐味!オープンに向けて、新しいホテルとそれを支えるオープニングスタッフのチームワークが共に育っている…そんな充実感がいっぱいです。
「宿泊のお客様、そして働いているスタッフ、みんなが幸せになるホテルにしたい」。その熱い想いを胸に、支配人のKさんはオープニングスタッフを引っ張ります。
支配人の役割は「人」と「環境」を作ること
ロールプレイングや様々な研修を終えて迎えたオープン当日。オープニングスタッフを集めて、支配人のKさんがメッセージを送ります。
「お客様にとっても私たちにとっても、今日という日は忘れられない日になるよう、自信を持って頑張りましょう!」。オープニングスタッフ全員の気持ちが引き締まります。
そして、いよいよオープンの時間。スタッフたちは、それぞれの持ち場で自分の役割をこなします。支配人のKさんは、少し離れた場所からその様子を見守ります。
「みんな、研修に取り組んだ成果がでている」と手ごたえを感じながらも、緊張で手が震えていたスタッフには「笑顔でお客様を迎えることができていたよ」と、声掛けも忘れません。
スタッフ同士、お互いを励まし合う姿にも「いいチームに成長した。みんな本当に頑張っている」…スタッフのチームワークに自信を深めるKさんです。
「ホテルは、開業が目的ではありません。お客様に満足して頂くためには、進化し続ける必要があります。それにはまず、スタッフの働きやすい環境が整っていることが重要です」
支配人の役割は、「人」と「環境」を作ること…そう思いを新たにするKさんでした。
「ドーミーインで働きたい」と思える職場を目指して
「ドーミーインで働きたい…そう思ってもらえる職場を目指したい」、Kさんは、そう話します。未経験でも大丈夫です。
ドーミーインには、充実した研修制度、頼れる上司や先輩、そして寮や社宅などの福利厚生が整っています。
「シフトも柔軟に対応できます」とKさんは胸を張ります。
ドーミーインは、今年も積極的に新棟をオープンします。あなたも、新しいドーミーインのオープニングスタッフとして働いてみませんか?
ドーミーインは、仲間を求めています。興味がある方は、ぜひ採用サイトをご覧ください!