知ってた?ドーミーインを運営する共立メンテナンスの始まりは寮の経営だった!
ビジネスホテルとしては画期的な大浴場の導入や、充実した朝食メニューで利用者に人気のドーミーイン。ドーミーインが、“我が家のような寛ぎ”と快適性を備えた今のスタイルを確立するにいたったのは、母体である会社・共立メンテナンスの歴史と深く関係しています。
今回の記事では、共立メンテナンスの事業について説明します。ホテルチェーンとして成功し、多くのビジネスホテルのモデルとなったドーミーインのルーツを紐解いていきますので、最後までおつきあいください。
共立メンテナンスのはじまり
共立メンテナンスの創業は、1979年にさかのぼります。
創業者・石塚晴久が千葉県松戸市で企業の給食施設の運営を請け負ったのがはじまりです。
1980年代になると東京・神奈川地区で学生寮事業に乗り出します。学生寮第一号は「ドーミー」(どこかで聞いた名前。笑)だったそうです。
1985年に共立メンテナンスは、社会人寮「ドーミー」の営業を開始。当時は自社寮が当たり前だった時代で、朝夕2食つきで“寮生さんの元気が企業の活力の素となる”という考えのもと、ゆっくり身体を癒せる「大浴場」を取り入れることも重視しました。
この時にすでに、ドーミーインの基本コンセプトが宿っていたことがうかがえます。
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ドーミーイン第一号は埼玉県谷塚
その後、共立メンテナンスは、学生寮や社員寮事業を全国的に開始。
1993年に、リゾートホテルの経営をはじめるのと期を同じくして、1994年ドーミーイン第一号「ドーミーイン谷塚」を埼玉県にオープンします。
ドーミーイン誕生のきっかけは、社会人寮「ドーミー」を活用いただいていた企業から、ドーミーを社員の出張用に利用できないかという声があったことだといいます。それに応える形でビジネスホテル業に乗り出すことになりました。
ドーミーインの名前の由来は?
創業時から共立メンテナンスが運営してきた学生寮や社員寮の名前「ドーミー」は、英語のDormitory(寮)に由来します。ドーミーは、居室に浴室がない部屋もある代わりに、手足が伸ばせる大浴場が備わっています。寮長・母さんが毎日温かい食事を提供するアットホームな雰囲気が人気の秘密でした。
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ドーミーインの成功秘話
1994年に埼玉県草加市谷塚駅の近くにオープンしたドーミーイン1号ですが、なかなかお客様に来ていただけなく苦戦したといいます。その後、ドーミーイン浅草の開発プロジェクトが始まった時、それまで共立メンテナンスが培ってきた事業方針を反映した、“寮のようなアットホームなおもてなし”を提供したらどうかという構想を得て、追求することになりました。
当時、ビジネスホテルに大浴場を設置するところはほとんどなかったといいます。館内着も備え、お客様に家のようにリラックスしていただく配慮も整えました。またサウナまで設置するというコスト度外視の斬新なアイデアは、その後のドーミーインのブランド確立に繋がっていきます。
お客様を第一に考えるドーミーインの精神は、ホテルチェーンとして全国に広がった今でもスタッフをはじめ、さまざまな領域で受け継がれ、さらに発展し続けています。
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いかがでしたか。
“素泊まり”というイメージの強かったそれまでのビジネスホテルの概念を覆すドーミーインの試みと成功が、滞在者がゆっくりと寛いで一日の疲れを下ろすことができる寮が礎となっていることがおわかりいただけたかと思います。
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