2022年10~12月は過去最高益!?コロナ禍からぐんぐん回復のドーミーイン決算情報をのぞいてみた①
新型コロナウイルスが5類感染症へと移行され、社会に明るさが戻ってきた感があります。アフターコロナとなり、観光やビジネスがいよいよ活発化!ドーミーインスタッフ“ドミニスタ”も、お客様第一に向けて毎日奮闘中です。
今回は、この春に発表されたドーミーインの運営会社「共立メンテナンス」の決算情報をお伝えしましょう。決算情報をのぞいてみると、2022年の10~12月、ドーミーインはなんと過去最高益を記録しています!
コロナ禍からぐんぐん回復しているドーミーイン。その理由を決算情報から読み解きます。
ドーミーインの決算情報をのぞいてみた!
東京証券取引所、プライム市場に上場するドーミーインの運営会社「共立メンテナンス」は、4半期ごとに決算報告を行っています。今回、その決算について説明する決算説明資料「2023年3月期 第3四半期 (2022/4-12)」をのぞかせていただきました。
そこから見えてきた事実は……なんとドーミーイン、2022年の10~12月の業績が過去最高益となってるんです!ス……スゴイ!!決算説明資料には、こう記されています。
「3期ぶりに行動制限のない環境下で、全国旅行支援等の観光需要喚起策の効果もあり、大幅な増収増益。なお、当第3四半期(10~12月)は過去最高益を更新」
スタッフみんなが頑張った結果。お客様第一の“おもてなし”が、業績として表れたんですね…素晴らしい!具体的な数字を見ると、すごい数字が並んでいます!
・売上高は429.5億円で、前年同期より174億円、68.1%の増収
・営業利益は70.3億円で、マイナス40.7億円だった前年同期より111億円の増益
まさにV字回復!コロナ禍がホテル業界に与えた影響って、これだけ甚大だったんですね。数字が教えてくれてます。でもV字回復するには、ちゃ~んと準備がありました。
ドーミーインは、やっぱりチャレンジング。コロナ禍にあっても新棟を計画、しっかりオープンさせています。この決算説明資料の期間中(2022年4月~12月)に、これだけオープンしてるんです!
・富士桜の湯 ドーミーインEXPRESS富士山御殿場
・吉備の湯 ドーミーイン岡山
・花波の湯 御宿 野乃 大阪淀屋橋
・杜都の湯 御宿 野乃 仙台
・あづみの湯 御宿 野乃 松本
・だんだんの湯 御宿 野乃 松江
アフターコロナを見据えて、しっかりした戦略があってのV字回復だったんですね!
ドーミーインは共立メンテナンスの中核!
先にご紹介した通り、ドーミーインを運営しているのは「共立メンテナンス」です。ここで、共立メンテナンスについて触れておきます。共立メンテナンスは、ドーミーイン(90箇所/海外を除く)の他に、次のような事業を展開しています。
・寮事業(学生や社会人の寮/511箇所)
・リゾート事業(リゾートホテル・癒しの湯宿/41箇所)
・シニアライフ事業(高齢者向け住宅/11箇所)
他にもあります。
・総合ビルマネジメント事業
・フーズ事業
・デベロップメント事業
共立メンテナンスの始まりは、1985年に社会人寮「ドーミー」の営業を開始したのがスタート。ドーミーインの基本コンセプトや名前の由来も、この寮事業にあります。あれから38年……今では様々な事業を展開する共立メンテナンス。
その中でドーミーインは、売上高で3割以上、営業利益は6割以上を占めるに至っています。ドーミーインは、いまや共立メンテナンスが運営する事業の中核へと成長してるんです!
頑張ったドミニスタに拍手!!
このように、ドーミーインの売上はV字回復を見せています。久しぶりに(3年ぶり!)「行動制限がない」なかで実施された、「全国旅行支援」の効果があって、大幅な増収増益につながったんですね。でも、それだけじゃ~ない……ドーミーインの果敢な新規オープン戦略が効いてます。
それと同時に、やっぱりドミニスタの頑張りでしょう。お客様第一の“おもてなし”が、しっかりと受け入れられたんです。頑張ったね、ドミニスタ!拍手です!!
実際、ドミニスタの頑張りがなかったら、今回の決算はあり得なかった。それを物語る数字が決算説明資料に示されています。キーワードは「稼働率」と「客単価」です。
パート2では、この「稼働率」と「客単価」に焦点を当てて、ドーミーイン過去最高益の理由を探ります。お楽しみに!
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