新人研修＆２年目研修の担任さんに会ってみた！㉟ドーミーイン川崎 副支配人 酒井さん

ドーミーインでは新人研修に加え新卒2年目研修があります。今回は2020年の研修“担任”になった酒井さんに直撃リポート！ドーミーインで働くドミニスタに会いに行くシリーズ「会ってみた！」35弾！

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今年2020年に行われた新人研修と２年目研修。その両方で〝担任〟を引き受けてくれた酒井さん（ドーミーイン川崎、副支配人）。
「実は、私以外の家族、両親と弟はみんな学校の先生。あら！私も先生と呼ばれてしまうのかしら（笑）って。もともと、後輩から頼られる人になりたいと思ってたので、できる限り頑張ろうと引き受けました」

とはいえ、続けざまの研修はさぞかしたいへんだったのでは…？
「限られた時間でどう接すれば伝わるのか。それを考えながらの事前準備はたいへんでした。私の家族は毎日こんなことやってるのか。すごいなぁと感心（笑）」

２つの研修で担任を務めたことは、酒井さんも勉強になったと言う。
「新卒は講義を静かに聞いている感じ。２年目は経験を積んでいるので質問もより具体的。１年でこんなに成長するんだと思いました。私は中途採用なのでこの研修を受けたことがなくて、言ってみれば基礎の基礎がないまま、現場で業務を覚えていったわけです。１～２年目にこうした教えを受けているのか、だからこんな考えになるのかなど、私もいい経験になりました」

酒井さんはオーストリアの小さなホテルと浦安の某ホテルで働いた後、2016年11月中途で入社した。
「オーストラリアへはワーキングホリデーで行きました。大学卒業後に写真関係の会社に就職しましたが、まったく英語のできないことが悔しくて、海外に行って勉強しようと思ったんです。たまたま斡旋してもらったのが離島にある小さなホテル。ハウスキーパー、レストランの手伝い、いろいろやりました」
酒井さんは英語を覚えるとともに、ホテルで働く楽しさも覚えた。帰国してからもホテルの仕事を探したと言う。

「浦安のホテルはアルバイトとして働きました。スタッフの７割がアルバイトで、１年後にはトレーナーもやらせてもらいました」

そんな酒井さんがドーミーインに入ったのは「接客以外の仕事をしよう」と思ったのがきっかけだった。

ん？　接客以外の仕事？

「いつまでもアルバイトではいられない。そろそろ定職に就きたい。こんどは接客以外に仕事にしよう。そう決心して合同説明会に行きましたが、目に止まるのは接客関連ばかり。中でもドーミーインのブースに吸い込まれてしまったんです」
帰宅後、受け取った資料を読み、いろいろと調べた。知れば知るほどドーミーインに惹かれていった。
「浦安のホテルは完全分業制で同じことの繰り返し。ドーミーインは真逆でいろんなことをやれそう。出逢っちゃった（笑）！　そんな感じでした」

入社後もどんどんドーミーインにハマっていった。
「ドーミーインPREMIUM小樽の時、北海道胆振東部地震があり、停電が２日間続きました。少しでもお客様のためにと思い、ラジオなどで聞いた復旧情報をロビーのボードに書き込んでいました。その時泊まっていたお客様が後日また泊まりに来て〝あの時はお世話になったね。ありがとう〟と言ってくれたんです。他のホテルに泊まっていた方からも〝あの情報で助かりました〟というメールをたくさんいただき、ここで働いていて本当に良かったと思いました」

自身の処遇についても、うれしい驚きがあった。
「実は川崎が地元。小樽に３年いて昔からの友だちと疎遠になっていたので、面談の時に異動を希望しました。すると、すぐ異動。しかも、開業に関わりたいという以前からの希望も同時に。私は恵まれている！と思いました」

＜ドーミーイン川崎最寄りのJR川崎駅＞

そんな酒井さんは将来に向けてどんな目標を持っているのだろう？
「長期的な目標が立てられないんですよ（笑）。その時やりたいと思ったことにすぐ挑戦したい。それだけです」

ワーキングホリデーへ言ったのも、浦安の某ホテルで働いたのも、そしてドーミーインを選んだのも、すべてその瞬間に何かを感じたからだった。
酒井さんの〝思い立ったが…〟はこれからも続く。たぶん。

【Now and…】
「私は上に立ってまわりを引っ張っていくタイプじゃないと思っています。何かのスペシャリストにもなれません。でも、オールラウンダーにはなれる。困ったことが起きた時、完璧な答えは出せないかも知れないけど、一緒に考えたり、答えのきっかけを作ったりはできると思うんです。目指すは〝酒井さんに聞けば何とかなるんじゃない？〟そんな存在です」

■今回会ってみた人…酒井さん（ドーミーイン川崎　副支配人）。美術系大学卒業後、プリントショップの会社に入社。２年間勤務後退社し、ワーキングホリデーでオーストラリアへ。離島の小さなホテルで働きながら英語を勉強。帰国後、浦安の某ホテルでアルバイト。2016年11月に入社し、ドーミーインPREMIUM小樽に３年勤務した後、開業準備の段階からドーミーイン川崎に異動。現在に至る。

（取材・文＝庄子明夫）

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接客以外の仕事をするつもりがドーミーインに惹かれて入社。移動の希望も通って充実した毎日を送られているようです。これからも「思い立ったが吉日」を実際に体現しドーミーインにハマり続けてください！

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