誰もが安心して過ごすための「あったら良いな」を始めています〈前編〉
「お客様第一」の“おもてなし”を大切にするドーミーインでは、お客様の「あったら良いな」に応えるため、常に工夫を重ねています。そこで今回から2回にわたり、ドーミーインの“心遣い”あふれるエピソードをお届け。前編は、「専用入浴着」にまつわるお話です。
入浴着ってご存じですか?
「入浴着」ってご存じですか?入浴着とは、体に傷のある方が入浴の際に着用するもので、ホテルや旅館の浴場、温泉や公衆浴場を利用しやすくする肌着のことです。
乳がん手術や皮膚移植の傷あとを、専用の入浴着でカバーすることで、気兼ねなく入浴を楽しんでいただけます。もちろん、衛生面もしっかり考慮して開発・製造されています。
ドーミーインでは、今年の3月から専用入浴着が使える告知をスタート。お客様ご自身で専用入浴着をお持ちいただいたり、ご希望があればフロントで専用入浴着(使い捨て)をお渡しし、活用されることをご案内しています。
専用入浴着の着用に対する理解促進については、ホテル連盟や厚生労働省も推奨する取り組みです。
もちろんドーミーインは、素早く対応。導入当初は1棟につき2着ほどの配布でしたが、大幅な追加が入り、結局グループ全棟で約400着の専用入浴着を発注することに!
これって、お客様の専用入浴着に対する関心の高さを物語る数字ですよね。まさにお客様の「あったら良いな」に応える取り組みです。でも実は…導入に至ったのは、ドーミーインスタッフの投稿がきっかけだったんです!
お客様の「あったら良いね」を形に!
「手術をして身体に傷痕が残ってしまいました。でも、周りの目を気にせず大浴場に入りたいので、『専用入浴着ご利用歓迎』の案内をしていただけませんか?」
これは、ドーミーインスタッフからの投稿です。この、「あったら良いな」の声にドーミーインは敏感に反応!
すぐに「取り組むべき課題」として取り上げます。そしてスタッフはもちろん、「お客様すべてに大浴場を楽しんでいただきたい」との想いから、ホテル全棟の女性大浴場で「専用入浴着」の利用を歓迎することになったんです!
あれから数か月、お客様の反応はどうなのでしょうか…聞いてみましょう。
「女性のお客様から『手術後の傷痕があるので、バスタオルで隠して良いですか?』とのご相談があり、専用入浴着をご案内しました。さらに『周りの方々が不快に思われないか…』と心配されていましたが、『着用理解のポスターを掲示していますのでご安心ください』とお伝えしました。お客様は安心されたようで、『ここまで対応していただけるホテルは初めてです。本当にありがとうございます。近くに病院があり通院しているので、また必ず利用します』と感謝のお言葉をいただきました。」(ドーミーインPREMIUM銀座 副支配人)。
スタッフからも、「実は母と姉が手術をしていて、温泉に行っても岩盤浴しかしなかった経験があります。だから、今回の導入はめちゃ嬉しい!」「“大浴場を楽しみたい”という、お客様の癒しと笑顔につながる!今回の導入は、そのためのほんのちょっとのお手伝い」って声があがっていました!
周囲のお客様に対する周知が重要
専用入浴着については、「ご利用歓迎」と共に、着用に関して周囲のお客様に理解していただくことが重要です。
それは、専用入浴着をご利用されるお客様と周りのお客様の「安心」のためなんです。「周りの方々が不快に思われないか…」ってお客様の声がありましたよね。
すべてのお客様のことを考えて「安心」を提供する…これがドーミーインの考え方。専用入浴着のご利用歓迎と理解促進は、大浴場が自慢のドーミーインにとって大切な取り組みのひとつです。
入浴着に限らず、これからもドーミーインは、お客様の「あったら良いな」に敏感に反応していきます。
誰もが安心して過ごすための「あったら良いな」を始めています〈前編〉はいかがでしたか。〈後編〉では、レストランでのエピソードを中心に、お客様の「あったら良いな」に応えるドミニスタの姿をお届けします。お楽しみに!
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