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共立リゾートイメージ
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2022 03/08
もっと知りたい!ドーミーイン 

ドーミーインの開業準備!知られざるスタッフ奮闘記!<後編>

ドーミーイン福井の開業前からオープンまでの様子を数パートに分けてお伝えしていくこのシリーズ。今回はついにやってきたオープン当日。3日目から準備の様子を見てきたレポーターが開業日の様子をお伝えしていきます!

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オープン直前の様子
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■8時50分~

ドーミーイン福井で行われる初めての朝礼。シメは、Nさん(総支配人)の「こんなドーミーインにしたい」という言葉でした。

「47都道府県幸福度ランキングで、福井県は3回連続の第1位です。お泊まりにいらっしゃったお客様、働いている人たち、みんなが幸せになる、福を感じる、そんなホテルにしましょう!」

この日のチェックイン開始は、通常より早い12時。フロントでは宿泊者の名前の確認、レストランでは朝食の仕込みが始まりました。

■9時~

エントランスのドアがオープン!次々とお祝いの花が届きます。前日までに届いていた花もたくさんあり、入口付近は色とりどりの花で溢れかえっています。お客様の通り道の邪魔にならないよう、消火栓の前をふさがないよう工夫しつつ、館内のあちこちに花を配置します。

■10時30分~

エントランスの前で足を止めて話す人、通りすがりに足を止めて中を覗き込む人。街の人々も興味津々の様子で、中にはドアから中に入ってくる方も。

「温泉だけは入れないの?」

「レストランはランチやディナーもやってるの?」

フロントスタッフがカウンターから出てきて、一人ひとり丁寧に対応するとパンフレットを手渡していました。

その頃レストランではスタッフ全員でミーティング。安全衛生面を再確認していました。

■11時20分~

近隣のホテルさんが挨拶に来ます。追うように、それまで外で立ち止まってポスターを見ていたご年配の夫婦が中に入ってきました。

「パンフレット、ください!」

この頃から、問い合わせの電話が相次ぎます。電話の呼び出し音、お応えしているスタッフの声がロビーに静かに響き渡る。中にはご予約の電話もありました!

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初めてのチェックイン
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■11時50分~

するとスーツケースを引いたお客様が到着。10分前ですが「チェックインは12時からです」なんて野暮なことは言いません。チェックインを済ませたお客様があちこちと写真を撮り始めます。

「大浴場の写真、撮れますか?」

どうやらホテル関係者様のようですね。

■12時~

その後、次々とお客様がやって来てチェックインで大忙しとなるフロント。ロビーでは関係者の人やスタッフの身内の方がお話をしており、いつものドーミーインとは違った雰囲気が漂っています。

一方レストランでは二手に分かれ、仕込みとミーティングが行われています。ああでもない。こうでもない。この方が良いか。細部の詰めは永遠に続くのでは、と思うほど。

考えてみれば、レストランのオープン本番は、開業日の翌朝です。ギリギリまで最善を尽くそうとするレストランスタッフの皆さんの熱意からは気圧される程の真剣さがひしひしと伝わってきました!

■夕方

突然、レストランスタッフが全員起立し、ミーティングが始まりました。何事!?と私も駆け寄ります。

「じゃ、あとはよろしくお願いします。頑張ってください。」

え?何?どういうこと?

あんなに大勢いたレストランのヘルプの人たちが、スーツケースを引いて次々と帰っていってしまいました。朝食まで「ヘルプ」すると思い込んでいたレポーターが唖然としていると…

「いつもこうですよ。」

Mさん(ドーミーインPREMIUM京都駅前 料飲支配人)は微笑みながらそう言いました。

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レストラン、始動!
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■21時30分~

ドーミーイン名物、夜鳴きそばの提供が開始。そう、ここからがレストランの本番だと言っても過言ではありません。

しかし、初めての夜鳴きとは思えないほど、スタッフたちの動きはスムーズです。夜鳴きそばを振る舞っていたのは、Yさん(フロント副支配人)とIさん(ドーミーイン金沢 料飲副支配人)。熟練のスタッフの手際の良さには思わず惚れ惚れしてしまいます。

どうやら、レストランの「本番」は翌朝。オープン以来初の朝食みたいですね。

■6時30分~

オープン後初の朝食を提供するドーミーイン福井のレストラン。そこは日頃目にするいつもどおりのドーミーインのレストランでした。不安や緊張は微塵も感じられず、和やかで明るい空気に包まれています。

「おはようございます!福井名物、越前おろしそばはいかがですか?」

パートさんたちの朗々とした声がレストランに響く。

初朝食を終えた後、パートのみなさんに感想を「聞いてみた」!

「簡単に作れるのに、すごくおいしい。ドーミーインの食はすごいと思います。ヘルプに来てくださった社員さんからもアドバイスをいただいたので、不安はありませんでした。食もすごいし、食に関わる人を育てるのも上手いですね。」

そういう皆さんの眼差しは、既に次を見据えているように思えました。

「どのタイミング、どの位置からお料理を補充すれば良いか、もう一度みんなで考えたいと思います。」

「厨房からも、いらっしゃいませ、ありがとうございました、とお声掛けすることは素晴らしいことですし、とても楽しい。これを続けていきたい。」

ヘルプで来て「しばらくは福井」と言うSさん(野乃富山)も、少しホッとした様子を見せながらも「今日は身内のお客様が多かったので、明日以降が本番」と気を引き締めていました。

■10時~

営業を終えたレストランに、また大勢の人が集まってきました。ゼネコンさんや設備屋さんと行われるミーティング。Nをはじめ、本部スタッフが加わり、不具合がないか点検確認を行っているようです。

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開業は最初の一歩に過ぎないということ
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客室ドアの閉まり具合、レストランのダウンライトの色味、駐車場の照明の向きなど、いろいろ指摘が入り、改善案が決まっていく様子を眺めながら、レポーターがしみじみと思ったことがあります。

開業した。それで万々歳。そうではないことを痛感したのです。

当たり前のことですが、ホテルとは開業することが目的ではありません。お客様にいつまでも満足していただくために、進化し続ける。勝って兜の緒を締めよ!ではありませんが、日進月歩で進み続けるのがドーミーインなのです。

オープン準備から当日までを密着取材し、改めてそんな「ドーミーイン魂」を感じさせられました。ドーミーインはこれまでも、これからも皆さんの素敵な旅行体験のために前に進み続けます!

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