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共立リゾートイメージ
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言いにくいことを言ってもらって感謝している副支配人さんに会ってみた!㊲ドーミーインPREMIU渋谷神宮前副支配人 金さん

日本のアイドルをきっかけに、日本に興味を持ち、日本語を猛勉強したという金さん。その日本に対する熱い情熱が、彼女をドーミーインと引き合わせたのです。
全国のドーミーインで働くドミニスタに会いにいく「会ってみた」シリーズ第37弾は、ドーミーインPREMIUM渋谷神宮前の副支配人、金さんです!

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「高校時代から日本のアイドルが好きでした」

日本に興味を持つきっかけが、ドーミーインPREMIU渋谷神宮前の副支配人、金(キム)さんと同じだった韓国人は少なくないそうだ。しかし、金さんのような思いで日本語を猛勉強するようになった人はいるだろうか。
「当時、日本のテレビ番組に韓国語の字幕を付けた映像をいち早く見るには違法サイトしかありませんでした。どんなことを話しているのか、少しでも早く知りたい。オリジナル映像を字幕なしで見たい。それには日本語を勉強するしかない。そう思ったんです」

しかも、来日の理由のひとつは、日本のトーク番組で取り上げられていた飲食店。
「芸人さんがその飲食店好きを熱く語っていたんです。そこで自分も食べてみたい。それも日本に来た大きな理由(笑)」

ワーキングホリデーで来日したのは大学4年の夏だった。
「両親には〝韓国で就活する際、海外でインターン経験ありと履歴書に書けたら有利〟と説得しました。気がつくと今年で9年目。両親は〝長いワーホリだなぁ〟と思ってるでしょうね(笑)」


(ドーミーイン八丁堀)

ドーミーインで働くようになったのは偶然だった。韓国人コミュニティにあるネットカフェで仕事を探していたらヒットしたのがドーミーイン八丁堀だと言う。
「もう1つ表示されたのが新大久保のホテル。新大久保は韓国人がたくさんいるので、いないところの方が日本語の勉強になると思い、八丁堀にしました。ドーミーインも八丁堀がどこにあるのかも知らずに面接に行き、その日のうちに合格の連絡をもらいました」
もっと日本語を学びたいという強い思いが、金さんとドーミーインを引き合わせた。

ドーミーイン八丁堀ではパートとしてフロントに立った。しかし、思った以上に苦労した。
「少しは日本語ができると思ってたんですが、まったくダメでした。学校で勉強したのは1年間だけ。テレビや日常生活の中で勉強した日本語は、お客様に向けて話す言葉じゃありませんでした」
そんな状態だったが、金さんはくじけずに頑張った。まわりの先輩たちから事細かく指摘されながら。
「〝その言い方、違うよ〟〝その発音、イントネーション、変だよ〟ってきびしく言われました。銀座を〝ぎんじゃ〟、おはようございますを〝おはようごじゃいます〟など韓国人が苦手な発音もその都度」
業務を覚えるとともに、日本語も1つ1つ覚えていった金さん。徐々に無意識に正確に言えるようになっていった。この指導には心から感謝していると言う。
「普通なら〝こんなことまで言ったら気を悪くしちゃうんじゃないかな〟〝自分は他の仕事で手いっぱいで面倒だから、そのくらい良いか〟と思ったりしますよね。それを敢えてきびしく言ってくれた。それが自分の成長につながっています。感謝しかありません」
お客様から「日本人だと思いました」と言われたこともあった。
「うれしかったですね~。日本人を目指してたわけじゃないんですけど(笑)」

金さんはワーキングホリデーの後、契約社員を経て社員登用された。そう、日本ではドーミーインでしか働いたことがない。
「仕事が楽しかったし、日本語も上達していくのがわかったので、他の仕事は考えられませんでした」
そう言う金さんだが、実は面接を5回も受けていた。

(1)ワーキングホリデー(2)就労ビザ申請(3)契約社員(4)社員登用(5)社員登用

ん? 社員登用の面接が2回! 実は金さん、1度落ちていた。
「落ちた理由はわかってます。仕事もちゃんとやっているし、たぶん合格させてくれるでしょ。そんな軽い気持ちで面接に臨んでしまいました。会社にしてみれば、ここで働きたいという意欲が見えなかったんだと思います。江口さん(現・総支配人)がどんな思いで推薦してくれたのかも考えていませんでした」

そんな金さんに、これまで働いてきて、印象に残っているエピソードを聞いてみた。
「お客様からどんなに怒られても、何が不満で、どうしてほしいのか考え、まごころ込めて応対していると、お客様と親しくなっていくんですよ。クレームの内容は覚えてなくても(笑)、親しくなったことは忘れません」
相手の気持ちを考えることがいかに大切か感じるようになった金さんらしい回答だった。
副支配人として4年目。いまは「今度は後輩を育てたい! 恩返ししたい!」と言う。
金さんは時にきびしいこと、細かいことを言っているかも知れない。それは、先輩に言いにくいことを言ってもらったことで自分が成長できたと感謝しているからだ。たぶん。

【Now and …】
「ドーミーインPREMIU渋谷神宮前は外国人スタッフが多いこともあり、日本人、外国人という区別がなく、全体で力を合わせてという意識をみんなが持っています。私はFA、FB、FC…すべての経験があるので、すべての担当業務をみんなができるようサポートしています。いまいるスタッフが働きやすいことはもちろん、新しく来たスタッフにも〝仕事しやすいな〟〝働いていて楽しいな〟と思ってもらえる環境をつくりたいです」

■今回会ってみた人…金(キム)さん(ドーミーインPREMIUM渋谷神宮前 副支配人)。韓国出身。大学4年の時、ワーキングホリデーで来日。ドーミーイン八丁堀でパート勤務の後、就労ビザを取得しドーミーイン秋葉原へ。途中から契約社員となりドーミーインPREMIU渋谷神宮前へ。その後、社員登用で2016年12月入社。ドーミーインEXPRESS目黒青葉台を経て、現在に至る。

(取材・文=庄子明夫)

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仕事の中で実践やアドバイスを積み重ね、ついにはお客様に日本人と間違えられるまで日本語が上達した金さん。好きこそものの上手なれ、といいますが、彼女のひたむきな姿勢には頭が下がってしまいますね。
これからも、そのステキな笑顔でドーミーインを包み込んでください!

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