バスケの視野を仕事に生かしたい さんに会ってみた!㊴ドーミーイン前橋レストラン杉谷さん
本日ご紹介するドミニスタは中学、高校、大学とずっとバスケに打ち込みつづけた杉谷さん!
それが今ではドーミーインのレストランで活躍中…え、前歴との関係は?とお思いの方も多いでしょうが、実はバスケとレストランのお仕事には大きな繋がりがあるんだとか。
全国のドーミーインで働くドミニスタに会いにいく「会ってみた」シリーズ第39弾は、ドーミーイン前橋レストランで働く杉谷さんです。
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杉谷さん(ドーミーイン前橋 レストラン)には学生時代から大好きなものが2つあった。
1つは、バスケットボール。中学、高校、大学、ずっとバスケ部。就活で引退してからも、地元東京のクラブチームでプレーを続け、いまも休みの日には帰って練習だ!試合だ!と汗を流している。
もう1つは、ホテルに泊まること。大学時代はあちこち見て回った。
「旅行に行って観光を楽しむより、ホテルそのものを愉しむのが好きなんです。中でもいちばんの楽しみは食事。レストランのホールスタッフもカッコイイなぁと憧れていました」
そんな杉谷さんがドーミーインに惹かれたのは、この2つの〝大好き〟を両方かなえられると思ったからだった。
「地元でバスケを続けたい。ドーミーインには首都圏にたくさん拠点がある。ここしかない!と思いました。もちろん、最初からレストラン志望!」
思いは通じ、願いはかなう。杉谷さんは晴れてドーミーインへ。とは言え、すべてがすぐに、というわけではなかった。
「最初はドーミーインPREMIUM小樽でした。配属は希望どおり、レストラン。でも、厨房とホールが分かれてなくてビックリ(笑)。ずっと実家だったので包丁も握ったことがなく、ただ切るだけの作業もできませんでした」
忙しい中での包丁作業。鍛えられた。数をこなした。すると、徐々に上達。
「あ、俺、料理してる(笑)。そんな感じになってきました。実家に帰った時に台所に立つと、両親にビックリされました」
包丁作業以外にも、杉谷さんはどんどん仕事を覚えていった。当時、一緒に働いていた大宮さん(現・業務管理部)はこんな印象があると言う。
<入社当時を知る大宮さん(業務管理部)。「笑顔を忘れずこれからも頑張って!」>
「いつもニコニコしていて、辛そうにしている顔を見たことはなかったですね。体育会系だからでしょうか。自分を追い込んで、そこから這い上がるのが好きなのかな(笑)。仕事場で頑張るだけでなく、家でも復習しているみたいで、どんどん成長していくのがわかりました」
地元でバスケを続けたいという願いも、2年目の2月、ドーミーイン前橋の開業準備から関わることで――やや遠距離ではあるが――かなった。
ところで、バスケとレストランの仕事に共通点はあるのだろうか?
「バスケは360度視野が必要です。何なら、上や下の視野も。全方向見通せるのは、レストランでも生かせているかな。バスケで、視野の端でも敵と味方の動きがわかるように、お客様やパートさんの動き、どちらがどんなスピードで動いているのか、わかります。最近では、パートさんの動きがいつもどおりなのか、困っているのか、違いもわかるようになってきた気がします。その時、自分はどう動いたら良いのか瞬時に考えて動くようにしています。」
バスケでのカバーリングの動きは、仕事にも共通しているようだ。
杉谷さんはさらに、バスケをプレーする時の気持ちで、仕事に取り組む姿勢も変えたいと言う。
「普段は現状に満足して、安定や確実を求めてしまう性格なんですが。バスケだと強い相手にチャレンジしていける、ひと泡吹かせようと、思い切ってプレーできるんです。仕事にもそんな気持ちで取り組んでいきたいと思います」
その積極性は、すでに現れていた。
ある日の社員ミーティング。大浴場でピルクルとアイスキャンディの提供が始まる話が出た。すると杉谷さん、「発注は僕がやりましょうか」と挙手。すぐ担当に決まった。
バスケで培った視野の広さとカバーリングの良さ、そして積極性。杉谷さんは仕事でも、バスケで言う、ガードもセンターもフォワードもこなせるオールラウンダーとして成長していく。たぶん。
ちなみに、バスケのポジションはフォワード…。
【Now and …】
「エリアの仕事にも関わっていきたいと思っていました。11月末からドーミーイン高崎の再オープン準備に行かせていただけることになり、いつもとは違った経験ができるのをとても楽しみにしています。新型コロナ対策で、換気やテーブル拭き、小鉢のフタなど衛生面での作業が増えましたが、パートさんとも協力して少しでも早く対応したいと思っています。当面の目標は副支配人になること。ずっとレストランでやっていきたいです」
■今回会ってみた人…杉谷(すぎたに)さん(ドーミーイン前橋 レストラン)。大学卒業後、2017年入社。新卒4年目。ドーミーインPREMIUM小樽の後、ドーミーイン前橋へ。ドーミーイン前橋には開業準備の段階から関わり、現在に至る。
(取材・文=庄子明夫)
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スポーツで培ってきたチャレンジ精神を、そのまま仕事のエネルギーに変換できるなんてステキなお話ですよね。杉谷さん、これからも是非その広い視野を活かしてスマートな仕事ぶりを披露しちゃってください!
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