2019 11/19

旅行会社からの転職さんに会ってみた！⑦ドーミーイン津支配人の佐藤さん

製本会社から旅行会社を経てドーミーインに入社？ドーミーインで働くドミニスタに「会ってみた！」シリーズ第7弾は、ドーミーイン津の支配人、佐藤さんのストーリーです。ドーミーインへの転職のきっかけは何だったのでしょう。

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佐藤（さとう）さん。2013年に副支配人としてドーミーイン津に赴任。去年から支配人を務める。

ドーミーイン　スタッフ

前職は旅行会社。国家資格である〝旅行業務取扱管理者〟を持っている。しかし、この資格を取得したのは、旅行会社で働く前だった。

「大学卒業後、製本会社に就職しました。２年間勤務しましたが、本が好きだったのに、仕事が楽しめなくて会社を辞めました。旅行も好きだったので、まずは資格を取ろうと勉強し、旅行業務取扱管理者の試験を受けました。旅行会社に就職したのは、その資格を取ってからです。」

しかし、難しい資格を取り、念願の旅行会社に就職したのに、思い描いていた仕事とはほど遠かったと言う。

「お客様を旅行に送り出す手配手配また手配。日々の業務に追われた９年間でした。いったい何をやっているんだろう。自分は何をしたかったんだろう。旅行が好きだったのに、仕事が楽しめなくて…」

大学を出てからの佐藤さんは、ずっと好きなことに関わる仕事をしていながらも、ずっとその仕事を楽しむことができなかったのだ。

＊写真はイメージです。

「この会社を辞めよう。」意を決して辞表を出してほどなく、東日本大震災が起こった。

「お客様から旅行のキャンセルや延期、問い合わせなどが殺到したので、このまま辞めるわけにはいきませんよね。」

佐藤さんは辞める意志を固めながらも後処理に奮闘。目処が立ってから退職した。ところが、事態が事態だけに、転職活動は難航する。

「東日本大震災311後はどこも採用状況がきびしかったんですよ。そんな中で見つけたのがドーミーインの中途採用募集でした。」

旅行会社に勤務していたのでドーミーインのことは知っていたのかと思いきや…。
「海外旅行専門だったので、まったく知りませんでした。しかも、インターネット特化型だったので、お客様と向き合って接客した経験もほとんどありませんでした。」

それでも面接はトントン拍子で進み、採用に至った。初めてドーミーインに泊まったのはその後。イン浅草での試泊だった。

「前職で海外のホテルはあちこちに行きましたが、それに比べてもドーミーインは素晴らしいと思いました。お泊まりのお客様がみなさん、満足そうなお顔で帰っていく。それを目の当たりにしたことがすごく印象に残っています。」

実際に働くようになってからも、佐藤さんはお客様のよろこぶ顔を見ることができてうれしいと言う。
「前の会社では、手配した旅行に満足しても、せいぜいネットに書き込みがあるくらい。反対に不満があったら会社に怒鳴り込んで来ます。その顔しか見たことがありませんでした。ドーミーインでは、予約の電話からお客様の声が聞ける。現場で顔が見られる。ほめてもらえる。よろこんでもらえる。それが何よりうれしくて。」

ドーミーイン　外観