学生社員から副部長さんに会ってみた！㉕西日本事業部副部長の中村さん
学業と仕事を両立することができる共立メンテナンスの「学生社員制度」を利用して寮事業部でお仕事を始めた中村さんでしたが、入社後の配属はドーミーイン事業部！新しい環境で奮闘を続けてきた中村さんにお話を聞きました。「会ってみた！」シリーズ25弾スタート！
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西日本事業部副部長、中村さんのスタートは学生社員だった。
学生社員とは、共立メンテナンスの関連会社ＪＰＣからの派遣というカタチで昼間は各事業部で働き、夜は専門学校などで勉強する制度。中村さんは高校を卒業後、この制度を利用し、寮事業部で働いていた。
「卒業した高校がたまたまＪＰＣと繋がりがあって紹介されました。自分で稼いだお金で学校へ行きたかったので、こんな制度があるんならチャレンジしてみようと思いました」
共立メンテナンスのことはまったく知らなかった。どんな仕事をするのかもわかならなかったと言う。
「第一事業部で学生寮の問い合わせや申し込みの電話を受けていました。たまに契約に結びつくこともあって、それがうれしかったですね」
それまでアルバイトもしたことのなかった中村さんは、働くよろこびを知った。そして、就活を経て、2009年４月、共立メンテナンスに入社した。
「てっきり寮事業部に配属されると思ってましたが、ホテルの総合職だったんですよ（笑）」
当時、総合職はドーミーインかリゾートで半年間研修があり、中村さんはドーミーイン札幌とPREMIUM小樽で所定の期間を終えた。
「東京に戻ったら〝もう半年行ってくれ〟と言われて、蘇我（現・ドーミーイン千葉CIty Soga）へ。気がつくと、総合職からホテリエになってました（笑）」
見えないチカラが働いたのだろうか（笑）。それはさておき、中村さんはドーミーインでやり甲斐を見つけていた。
「販売の仕事が楽しかったですね。ＰＬ見て、経費見て、これを減らしてあれを増やすとか考える。経営の一端を担ってる感じが楽しかった。もちろん接客も好きですが、どちらかというと、そっちですかね」
独自の販売方法も考えた。
「デイユース。お客様が滞在していない日中の客室の販売方法とオペレーションを作りました。ドーミーイン浅草（現ドーミーイン・Global cabin浅草）でシミュレーションし、PREMIUM渋谷神宮前で本格的に販売開始。稼働率や売上もアップして、大きな達成感がありました」
やがて、この２回転販売は全国のドーミーインに広がる。
連泊のお部屋の清掃不要プラン立ち上げにも関わった。
「御宿 野乃なんばの清掃が間に合わない。どうしよう？ 清掃しなければ良いんじゃない？という発想でした。いろいろ調べたら、海外のホテルでやっていることがわかり、ドーミーインでもやってみたいと思いました」
この〝WECO清掃〟も、いまや全国展開となっている。
「言われたことをやるのは当然。そこからいろいろな人に話を聞いて、やれることを発見・発展させてカタチにしていく。そう心掛けています」
他にもたくさんの足跡を残してきた中村さん。次は新たな道を模索しているのかと思いきや…。
「現場でやりたいこと、やり残したことが、まだまだあります」
そう言い切る。
「社訓の〝変化こそ不変〟がいちばん好きな言葉。自分も常に状況に応じて変化していきたい。現場も変化に適応できるように変えていきたい。そう思っています」
確かに、現場の状況や事情は常に変化し続けている。と言うことは、中村さんが「やりたい」「やり残した」と思っていることは、決してなくなることはない。たぶん。
【Now and …】
「大阪、関西エリアの交換研修を進め、ひとりが２～３事業所こなせるようにしたいと考えています。通常、ヘルプに行ってもその事業所のやり方に慣れるのに２～３日かかってしまいますが、エリア内でシフトを一元化できれば、いつでも即戦力のヘルプに出せるようになります。個人的には、これまで自分が上の人たちに教えてもらってきたことを、より多くのスタッフに教えていきたい。そう考えると、まだまだ現場でやるべきことはたくさんありますね」
■今回会ってみた人…中村さん（西日本事業部副部長）。専門学校卒業後、2009年４月新卒入社。総合職としてドーミーイン札幌、PREMIUM小樽、ドーミー蘇我で研修後、ホテリエに。浅草、PREMIUM渋谷神宮前、EX名古屋（閉館）、PREMIUMなんば、ドーミーイン心斎橋、野乃なんばなどを経て総支配人に。西日本事業部エリアリーダーを経験後、副部長を務める。
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ドーミーインでの環境は中村さんのチャレンジ精神をさらに加速させたようです。一つ一つのアイデアを行動に移していく実行力で、これからもお客様はもちろんスタッフにも居心地のいいドーミーインを作り、お願いします！
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