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共立リゾートイメージ
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「お花のお客様」からの手紙~グッジョブエピソードfromドーミーイン大分

多くのリピーターのお客様がいらっしゃるドーミーイン。なぜドーミーインを愛してくださるお客様が増えていくのか、その理由のひとつがわかるエピソードをドーミーイン大分からお届けします。
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春がまだはるか遠くにあった頃、社長のもとに1通の手紙が届いた。そこにはお客様がドーミーイン大分を訪れた際にふれた、スタッフのきめ細やかな心遣いが綿々と綴られていた。

まさに、グッジョブ。その背景にはどんな思いや工夫があったのか。遅ればせながら、行ってみた!これはお客様のお手紙とスタッフの追体験取材にもとづくドキュメンタリーである。

1月のある日、ご夫妻がイン大分に到着した。フロントで応対したのは、上田(うえだ)さん(パートスタッフ)。その時の印象をこう語った。

お花をお持ちになっていたのが目に入りました。ちょっとお疲れのご様子だったことも気になりました

お客様はチェックインの時の様子を、お手紙にこう綴られている。『水の入ったバケツを貸してくださいとお願いしたら、お預かりしましょう、と言ってくださいました。お部屋だとお花をバケツに入れても元気がなくなるんじゃないかと思っていたので、すごく安心しました』お部屋だと乾燥してお花が枯れてしまうんじゃないか。上田さんもお客様と同じくそう思っていた。

上田さんは築島(つきしま)支配人にその旨を相談。バケツを探してもらい、事務所でお花を預かった。そのお花は、ご主人のお母様のご葬儀の供花。翌日に叔母様などのお墓参りでお供えするため、大切に持って来たものだった。

翌朝。出勤してきた平(ひら)さん(パートスタッフ)は、バケツに入ったお花を目にした。連絡ボードを見て、お客様からお預かりしたものだと知る。

チェックアウトを担当したのは上田さん。そばにいた平さんは「あのお花のお客様だ」とすぐさま事務所に行き、お花を持ってきた。

「ハサミと新聞紙を貸していただけますか?」そうおっしゃられたお客様。平さんは、茎を切って揃えてから包むのかなと思ったが、事務所に新聞紙もチラシもない。そう言えば、開けたばかりの段ボールがあったはずだ。平さんはそれを見つけ出し、ロビー脇まで持って行って広げ、「ここで枝や茎を切ってください」とハサミや輪ゴムを渡した。そして、こうお聞きした。

どのくらいの時間、お花を持って行かれるんですか?」「1時間くらいです」

お花が好きで、普段から育てたり、生けたりしている平さん。それを聞いて「このままでは枯れてしまう。お花屋さんで花束を買った時のように、水を浸したティッシュを茎に巻き、アルミホイルでくるめないか。そう考えた。とはいえ、アルミホイルがない。そうだ、ラップフィルムならあったはずだ。」平さんは機転を利かし、ティッシュ箱、ゴミ箱も一緒に用意した。

白バラ 花束
(※写真はイメージです)

お客様はそこまでしてもらえるとは思ってなかったそうだ。こう綴っている。『ハサミとゴムだけをお願いしたのに、お花のためにここまで用意してくださって、とても感動いたしました』

一式お渡しした時、お客様からありがとうとハグされました

当時をそう振り返る平さん。お花を束ね終えてから改めてお礼のお言葉をいただき、「お名前を教えて」と。メモを渡すと、お客様はそれを大切にお財布の中にしまわれたそうだ。

ドーミーインで働くのは去年の8月からですが、ホテル業界は18年目。初めてお礼のお手紙をいただきました

その時を思い出し、うれしさを隠せない様子の平さん。何かを頼まれたら、それに応えるだけでなく、それ以上何ができるか考えて、できる限りのことをしてあげたい。いつもそう思っているそうだ。そのお客様とイン大分とのつながりは、その後も続いている。上田さんが話してくれた。

あの後、ご主人様がお一人でお泊まりに来られました。私のことを覚えてくださっていて、あの時はありがとうございましたと。その後も何回かご宿泊いただいています

当たり前のことをしただけです」平さんも上田さんも、そう口を揃える。いやいや、それがスゴいんですって。僕はそう思う。バケツを貸してと言われただけなのに、その先を考えて対応する。それがドーミーインなんだと。改めて思い知らされたのであった。

 

ザビエル 銅像 
<大分駅前にあるザビエル像越しのイン大分>

実は、ここに登場した平さんは小学生のお子さんがいるお母さん。イン大分では、平さんを含め子育てママが3人、イキイキと働いている。

女性スタッフ3人 男性1人
<左から、副支配人の賴泉(らいせん)さん、上田(うえだ)さん、平(ひら)さん、支配人の築島(つきしま)さん>

後編では、そんなみなさんの働きぶりに「注目してみた」! 乞うご期待。
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お客様の心を揺り動かした上田さん、平さんの気働きや心遣いの細やかさ。ドーミーイン大分フロントチームの連携プレイに脱帽です。「お花を預かって差し上げたい」という思いに、バケツを探すというかたちで応える支配人のもと「思いっきりお客様のため」に仕事ができるドーミーイン大分。きっと、スタッフにとっても心地よい職場なのではないでしょうか。後編は「ママさんスタッフに注目!子育てしながらグッジョブ~ドーミーイン大分」。どんなエピソードがあるのでしょう?お楽しみに!

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