単身赴任中の永年勤続表彰 さんに会ってみた！⑪ドーミーイン東海北陸エリア総支配人の江口さん

ドーミーインに転職して10年、三河安城を拠点に東海北陸エリアの総支配人を務める江口さん。全国のドミニスタに実際に会ってお話を聞くシリーズ「会ってみた！」11弾は永年勤続表彰を迎えた今、入社のきっかけや日々感じることを伺いました。

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ちょうど10年前、江口さんはドーミーインの〝ビジネスホテル支配人候補募集〟を見て応募。採用された。

ドーミーイン高崎、ドーミーイン新潟を経てドーミーインEXPRESS三河安城に赴任したのは５年前。現在はここを拠点に、東海北陸エリアの総支配人を務めている。

江口さんは今年10年目、永年勤続表彰を受ける。

「10年前は外国人スタッフと一緒に働くなんて、想像もしませんでした。いまではスタッフだけでなく、業者さんにも外国人が増えました。外国人と話すといろいろと勉強になります。考え方の違い、文化や習慣の違い、それを知るだけでも楽しいです。」

元々商社マンだった江口さんがビジネスホテル業界に身を転じたのは、面白そうな仕事だと思ったからだそうだ。

「ある人から誘われたんです。日本中あちこちのホテルを立ち上げる仕事をしないか、と。商社では営業でしたので、それよりも面白そうな仕事だなぁ。自分に合っているかなぁ。そう思い、誘いに乗りました。」

ところが、〝面白い仕事〟だったとは言え、かなりキツイ日々が続いたと言う。

「いろいろあって（笑）たいへんでした。精神的にも肉体的にもまいってしまい、これ以上はもう無理だと退社しました。」

それでも仕事自体は〝面白かった〟のだろう。ドーミーインの〝支配人候補募集〟を江口さんは見逃さなかった。

「いろいろあったから、エラそうなこと言えないんですけどね（笑）」

江口さんは何かと〝いろいろあった〟と言いつつ、10年を振り返る。

「自分ができないことは、他の人に教えられないと思いやってきました。まず自分ができるようになろう、そう肝に銘じて。ただ、人に任せるより自分がやった方が早いから、とやってしまうことは反省しないといけませんね。」

最近は、コミュニケーションの難しさを改めて感じていると言う。

「同じことでも、〝たいへんだ〟と思う人、〝たやすい〟と思う人、感じ方は人それぞれ。自分が良いと思ったことも、他の人には嫌なことかも知れません。なかなか思うようにいきませんね。まぁ、だから、人生は面白いんでしょう（笑）」

そう言いつつも。

「相手にこう言ったらどう返ってくるのか、常に考えてから話すようにしています。きちんと伝えるには、言葉選びや伝え方が大事ですから。まぁ、想定外の返事を楽しんで待っている部分もありますけど（笑）」

ここまで読んだ方はお気付きだろう。江口さんが話の最後にひと言付け加えていることを。

このひと言が、相手に考える猶予を与えたり、場を和ませたりしているのではないか。江口さんはそういう人なのか。しだいにそう思うようになった。

江口さんはいま、こんな楽しみを胸に働いている。

「加藤翔太さん、市川美佳さん、バッタライ・ニルマルさん、平口奈那さん。若いスタッフの成長を見ることが最大の楽しみです。他棟へ行っても通用するように育ってもらいたいですね。この子たちは三河安城のシリンダーキーしか知らないので、カードキーの棟へ交換留学させてあげたいなぁ（笑）」

あ、また、最後にひと言…。

三河安城へはずっと単身赴任、ひとり暮らしの江口さん。「ドーミーインに来る前からなので、慣れてます」と言いながらも。

「観葉植物を育てています。水槽では５センチほどの小さなエビも育てています。思うように育たないこともありますが、最終的に育てばそれで良いと思うんです。」

＜花を咲かせるよりも、緑を増やすほうが好きと言う＞

＜早く家に帰りたいのはこの小さなエビのためだとか＞

なるほど。江口さんは、育てること、成長させることが好きな人だ。たぶん。

【Now and…】

「10年間、ずっと現場でやってきました。現場しかできない。現場が好き。これからも、ずっと現場でやっていければいいなと思います。今年、永年勤続表彰で宿泊旅行券をいただけるなんてウワサを聞いたので、いただいたら家族で旅行に行きたいですね。ずっと単身赴任で家族サービスができませんでしたから。」

■今回の「会ってみた」人…江口さん。東海北陸エリア 総支配人。大学卒業後、地元福岡の商社に就職。その後、ビジネスホテル業界に転職。10年前、ドーミーインの支配人候補募集を見て応募し採用される。その後「いろいろあって（笑）」５年前にEX三河安城へ。現在に至る。

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