ホテル市場戦略部
中村 達郎
STORY 01
関西エリアの副部長として、大阪の7棟と京都・和歌山・姫路・奈良を担当。各棟の商品、販売、管理の状態を確認し、支配人への改善指示や対策のミーティングを行っています。
今の課題は人材面。余裕のある接客を実現するために、フロントの人員を増強しているところです。人材育成や人員の充足、退職を防ぐ施策は後手にまわるとうまくいきません。
スタッフの満足度を高めるための職場環境整備をはじめ、文化の違いがある多国籍のスタッフをまとめ、お客様に喜んでいただくための共通認識を作るのも重要なテーマです。
STORY 02
強く印象に残っているのは、ドーミーインPREMIUM渋谷神宮前開業時の販売戦略の成功です。渋谷は海外の方も多く、立地的に販売しやすい物件。トライしたのはお客様が滞在していない時間の客室を販売する「デイユース」を組み込んだ2回転販売です。
戦略・オペレーション・販売方法を組み立て、実際に稼働率や売り上げがアップしたときは大きな達成感がありました。加えて成果が上層部にも注目され、今では仕組みになって全国に横展開されています。自分のアイデアがかたちになり、全国に広がったことはとても嬉しかったですね。
STORY 03
専門学校時代、共立メンテナンスの寮事業部で事務のアルバイトをしていました。ドーミーインをきちんと知ったのは、実は入社後の1年間研修配属になってから。ドーミーインで働いてみて、接客はもちろん販売、WEB、設備管理、朝食のオペレーションやメニュー提案まで何でもできることが楽しいな、と思いました。
さまざまな異なる業務にチャレンジできるのはドーミーインの大きな魅力。渋谷の開業に関わった後、ビジネス客の多い名古屋に異動になりましたが、別の戦略を立案する面白さがありました。
STORY 04
入社した頃と比べると、自分の視点が変わったと感じています。昔は海外の方との接点はほぼ無い状態でしたが、今では外国籍のスタッフのマネジメントをしていかなければなりません。ドーミーインの事業もグローバルに展開していきます。以前は目の前のことが気にかかっていましたが、少し先の未来を考えるようになりました。
力不足を感じることも多いので、研修や自学で自分自身の底上げをしつつ、まずは今のポジションでマネジメントをしっかりやっていきます。私は販売が好きなので、5年、10年後新しい戦略や全体を管理する立場で活躍できたらと思っています。
STORY
※インタビューの内容は、取材当時(2019年1月)のものです。