御宿野乃 奈良
御宿野乃 奈良

おすまし

皆さまご存じ、2019年ケータリング王決定戦の優勝メニュー「おすまし」!当日の様子は、当サイトの前日・当日レポートや動画で公開されていますが、気になる後日談を開発者の渡邊さん(写真右)に伺いました。

皆に「まさか」と言われました

全国から終結した83メニューの頂点に輝いた野乃奈良の「おすまし」。ご当地メニューとして御宿野乃奈良でご提供しているメニューに、鶏肉を増量してパワーアップ!上品で、旨みいっぱいの滋味豊かな味に仕上がりました。

あらためて、優勝おめでとうございます!周囲の反応はいかがでしたか?「まさか、というリアクションが多かったですね…当然だ!ではなく。それに動画が公開されてからは『ケータリングの人』と呼ばれるようになりました。(笑)」

優勝賞金はどんな風に使ったんですか?「スタッフに事前告知をして、優勝メニューとファイナルに残った明太高菜いなりを振舞いました。ちょっといい材料を使って40食ほど準備。清掃スタッフの仕事終わりタイミングなども見計らったので、喜んでもらえました。」

それは和のゴールデンコンビ!野乃奈良のスタッフの皆さんが羨ましいです。

チームワークばっちりのレストラン

普段はどんな風に仕事をなさってるんですか?「3名の社員と8名ほどのパート・アルバイトスタッフが在籍。だいたい6~7名体制で朝食のご提供をしています。」

予選や仕込みを含む本選…渡邊さんがいない間大変だったでしょうねぇ。「私以外の社員、リンさん(写真左)とシンさん(写真右)が留守をあずかってカバーしてくれました。直接的ではなくても、ケータリングコンテスト優勝は周囲のサポートがあったからこそだと思います。」

野乃奈良のお料理はやっぱり美味しい!?

渡邊さん、これまでで一番嬉しかったことを教えてください。「お客様からのお褒めの言葉ですね。年配のお客様からいただいた、メモのようなお手紙です。内容は料理のことでした。」「他のホテルではメニューが若者向けだったり、味付けが濃かったりしてあまり好きだと感じないけれど、ここの料理はとても美味しかった、というような…お客様の反応は、ちょっとしたことでも本当に元気が出ますよ」

大和肉鶏のおすましは、柿の葉寿司や三輪そうめんとともに、普段から野乃奈良でお出ししているメニュー。きっとそのお客様も召し上がったのではないでしょうか。

インターナショナルな野乃奈良

渡邊さんはインタビュー時、京都にヘルプ出動中。京都と奈良って違いありますか?「奈良はアジア圏のインバウンドのお客様が多いんです。あまり言葉は通じないですが、身振り手振りでニーズを察して、アタリ!となるとやったな、と思いますね。」

社員仲間のリンさん、シンさんは台湾のご出身。お客様も同僚もグローバルな環境ですが、難しさはありますか?「もちろん言葉が通じないのは不自由です。でも心をこめると不思議と通じるな、と感じますよ。文化の違いをふまえたうえで、さらに分かり合えるようになりたいです。」

レシピ&ワンポイントアドバイス!

おすまし

  • 作り方
    <材料>
    大和肉鶏、手毬麩、しめじ、干し椎茸、九条ネギ、本だし、昆布だし、塩、白だし
    <作り方>
    ①鍋に干し椎茸と戻し汁、しめじを入れて火にかける
    ②沸騰後、一口大に切った鶏に火を通していったんざるにあげる。
    ③アクを取り、調味料で味を調えて具材を戻す。
  • ワンポイントアドバイス
    ※干し椎茸はできれば前日から戻しておく
    ※固くなるので、鶏に火を通しすぎないようにする

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