ドーミーイン宮崎
ドーミーイン宮崎

サマーオレンジケーキ

ドーミーイン宮崎のサマーオレンジケーキには宮崎の宝石、金柑と日向夏がたっぷり!ケーキ生地にも日向夏の皮を刻んで入れました。あまずっぱさと爽やかさに夏を感じる、華やかなお菓子です!

ケータリング特有の難しさに苦戦も

メニュー作りを担当した加治さん(写真中央)、ケータリングメニューの考案は初挑戦だったそうです。

「イメージが固まりにくくて、とても苦労しました。構想の段階では考慮していなかった問題が試作中に発生したことも。調理作業のスペースや、水に対する意識が必要だということにも改めて気づきを得られました。」と語ってくださいました。

次はご飯ものや汁ものといったメニューにも挑戦していきたい、と次回への意気込みも十分です!

オレンジ色が鮮やか!ラグジュアリーなケーキの開発秘話

宮崎は金柑と日向夏の生産量が日本一!ドーミーイン宮崎では、2つの柑橘をふんだんに使った豪華なお菓子を作ろう、ということでメニュー作りをスタートしました。

最初の試作をしてみたら、日向夏も金柑もインパクトが足りない…ならば日向夏をジャムにしてみたら?とトライしたところ、格段に美味しくなったそうです。

金柑も最初は刻んだ状態でのトッピングでしたが、もっと存在感が欲しいと大胆に甘露煮を使用。見た目も味も、華やかに仕上がりました!

美味しい、の声が一番のやりがい

今回の経験を朝食メニューの考案や、宿泊するお客様の満足度向上にもつなげていきたい、と加治さん。そんな彼女が普段の仕事で感じる一番のやりがいは、お客様の反応を直に見られることだそうです。

「とても美味しかった、ごちそうさま」と笑顔で帰られるお客様の姿を見るたびに、喜びがこみあげてくるそうな。「常連のお客様が季節ごとのメニューにコメントしてくださるのも楽しみで、そんなお客様の声が自分の成長にもつながっています。」とのことです。

そんな加治さんのスタイルを象徴するエピソードが「オムレツ修業」です。入社当初はオムレツが上手く作れなかった加治さんは、自宅で毎日練習をし、食卓には半年間ずっとオムレツが並び続けたとか。モチベーションを支えてくれたのは、家族からのコメントだったのだそうです。料理で人に喜んでもらうのが好き、という加治さんの人柄がよく伝わってきますね!

日々美味しさと笑顔を提供していくドーミーイン宮崎のキッチン、次はどんな「美味しい」を作ってくれるのか、今後も目が離せません!

レシピ&ワンポイントアドバイス!

サマーオレンジケーキ

  • 作り方
    ・金柑甘露煮
    1. 金柑のヘタを取り、半分に切って種を取り除く。
    2. ポリ袋に砂糖と入れて振り、軽くなじませる。
    3. 鍋に水を張り、袋に入れたまま火にかける。
    沸騰したら15分加熱して完成、途中でひっくり返す。

    ・日向夏ジャム
    1. 日向夏はよく洗い、リンゴの皮むきと同じ要領で皮をむく。
    2. 皮を千切りし、一度煮こぼしてザルで水を切る。
    この時、後でカップケーキにまぜる用の皮を少量取り分けておく。
    3. 実から種を取り除いて、房ごとあらみじん切りにする。
    4. 鍋に皮と実を入れ、ひたるくらいの水を加えて弱火で20分。
    5. 砂糖の半量を加え、時々かきまぜながら5分ほど煮詰める。
    6. 残りの砂糖を加えて煮る。

    ・カップケーキ
    1. ホットケーキミックスに牛乳、卵、刻んだ日向夏の皮を混ぜる。
    2. 1で作った生地をカップの半分くらいまでいれる。
    3. 500Wの電子レンジで40秒温める。
    4. 甘露煮、ジャム、シナモンを飾って完成。
  • ワンポイントアドバイス
    ・甘露煮は圧力鍋で作るとよりカンタンに!
    ・カップケーキをオーブンで焼くとサクサクの食感を楽しむこともできます!

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